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岸本元気

親と子のメンタルヘルス研究所 所長

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人が抱える問題は 3つに分けることができます

というより 3つしか存在しません





それは 「人」「モノ」「空間」のどれかに関する内容です






僕は 学校や会社でのメンタルヘルス支援に携わっていますが

大人でも こどもでも 老若男女を問わず すべての方にこれは当てはまります





例えば 不登校のこどもたちの場合は

友達の問題か先生か それとも回りの誰かに関る「人」の問題なのか
勉強なのか 部活なのか それとも回りにある形ある何かに関る「モノ」の問題なのか
クラスの雰囲気や友人関係全体 家庭の雰囲気に関る 「空間」の問題 なのか
そのどれかにあてはまります

どれか一つに行動をストップさせる原因となる因子があることもあれば
複合的に組み合わされている場合もあるはずです
でも この3つしか存在しません



社会で働く大人にもあてはまります

職場の同僚や上司 それに取引先の「人」の問題
仕事の内容や商品などの形あるものに関する「モノ」の問題
そして会社の雰囲気である「空間」の問題です

ここでも 抱えている問題や悩みは どれかにあてはまるはずです





支援をする人たちは その問題を解決すること が目的です




「問題を解決することが 仕事だからね」・・・聞こえてきそうです






その通りです





でも 大切な「もうひとつのこと」を忘れています






それは スピードです







支援者の仕事は

「問題を 一刻も早く 解決すること」なのです



 忘れてならないのは 「時間」なのです


「あなたの問題を必ず解決してあげますよ」
「そのかわり 3年  時間をください」

相談して そう言われたら  誰でも すぐに 次を探すでしょう


「わかった明日までに 解決しよう」


そう言われると きっと ほっとするはずです






「問題」は 長く持っていると  名前が 「病気」に変わります






 病気になる前に すぐに 手放す必要があるのです



そのために 大切な視点が

「人」「モノ」「空間」の理論なのです




例えば 不登校の子が 友達関係のことで悩んでいるとします

そうすると 支援をする人は その問題を解決しようと 「人」についての

問題要因を排除しようとします

大人の場合でもそうです 「人」の問題を相談されたなら

「人」の問題に目を向けるはずです



それは 当然のことですよね


でも 大事なことは

「問題を解決する」のが仕事ではなく「一刻も早く解決するのが仕事」です


そのための方法は 「人」「モノ」「空間」すべてに働きかけることなのです


さきほどの例ですが 友達関係で不登校になった子の場合

原因となっている友達との関係を調整することは大切です


でも それだけを調整しても うまく進まないものです


そのためには 勉強などの「モノ」に関してのことや
教室の雰囲気やクラスの仲間に対しての働きかけである「空間」に関することも
必要になってくるのです


「人」「モノ」「空間」のどれか ひとつに問題があって 相談を受けたなら

  そのどれかひとつにだけ 関るのではなく

「人」「モノ」「空間」 3つまとめて調整してあげましょう


そう 「人」も「モノ」も「空間」も 快適にしてあげるのです


そうすると 格段に問題解決のスピードはアップします



「友達の問題で学校に行きたくなかったのに
勉強もわかりやすく教えてくれるようになったし
クラスの友達が優しくなったよなあ・・・」  きっと彼はそう思うはずです



「人」「モノ」「空間」は バラバラではなく ひとつのものだからです


                            (げんき)



仕事で悩んでいるお父さんが抱えているのは「人」の問題

そこで 美味しい料理を作って待ってあげる・・そう「モノ」に働きかけてみたり

こどもたちと楽しく帰りを待ってあげること・・・「空間」を楽しくしてあげると

お父さんも きっと 元気を取り戻すのが 早くなるかもしれません


たぶん こころの中の公式は
               「モノ」「空間」>「人」

こんな感じなんだろうなあ・・・

 





こどもがすくすく成長する0・1・2歳児の魔法の「言葉がけ」

 













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Last updated  Jun 10, 2009 03:10:00 PM
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