● 安心なお米屋さん

2013/08/17(土)08:54

「はだしのゲン」が自由に閲覧できない!

「はだしのゲン」が自由に閲覧できない! 原爆の悲惨さを描いた故中沢啓治さんの「はだしのゲン」が 松江市教育委員会が、子供が自由に閲覧できない「閉架」の 措置を取るよう市内の全市立小中学校に求めていた事が分かった。 以下、院長の独り言さんさんのコメントから はだしのゲン「閉架」に 松江市教委「表現に疑問」  松江市教育委員会が、原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」を子供が自由に閲覧できない「閉架」の措置を取るよう市内の全市立小中学校に求めていたことが16日、分かった。  市教委によると、首をはねたり、女性を乱暴したりする場面があることから、昨年12月に学校側に口頭で要請。これを受け、各学校は閲覧に教員の許可が必要として、貸し出しは禁止する措置を取った。  市教委の古川康徳副教育長は「作品自体は高い価値があると思う。ただ発達段階の子供にとって、一部の表現が適切かどうかは疑問が残る部分がある」と話している。2013/08/16 12:22 【共同通信】  真実を覆い隠して、原発再稼働というわけでしょうかね。あるいは核武装とか。まるで秦の時代の「焚書坑儒」そのもの。なかなかうまくいかない日本の統治を表す一ページですね。このような強権発動に嬉々として、したがう教育委員会。なんの存在意義もありません。 院長の独り言さんが指摘している通りである。 首をはねたり、女性を乱暴したりする場面があることから 閲覧を禁止にしたというが、戦争とはそうゆうものなのだ! 終戦記念日の祭典で「先の大戦において、かけがえのない命を 失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たに致します。」 と天皇陛下のお言葉頂きました。 一方戦争責任に対して触れない安部首相の挨拶は見事なまでに、 雲泥の差があります。 以下毎日新聞に記事から↓ 毎日新聞 8月16日(金)19時22分配信 <はだしのゲン> 松江市教委、貸し出し禁止要請「描写過激」 コンビニ版「はだしのゲン」2巻の表紙=集英社提供  漫画家の故中沢啓治さんが自らの被爆体験を基に描いた漫画「はだしのゲン」について、「描写が過激だ」として松江市教委が昨年12月、市内の全小中学校に教師の許可なく自由に閲覧できない閉架措置を求め、全校が応じていたことが分かった。児童生徒への貸し出し禁止も要請していた。出版している汐文社(ちょうぶんしゃ)(東京都)によると、学校現場でのこうした措置は聞いたことがないという。 【どう思いますか?】写真で見る「はだしのゲン」の原画  ゲンは1973年に連載が始まり、87年に第1部が完結。原爆被害を伝える作品として教育現場で広く活用され、約20カ国語に翻訳されている。  松江市では昨年8月、市民の一部から「間違った歴史認識を植え付ける」として学校図書室から撤去を求める陳情が市議会に出された。同12月、不採択とされたが市教委が内容を改めて確認。「首を切ったり女性への性的な乱暴シーンが小中学生には過激」と判断し、その月の校長会でゲンを閉架措置とし、できるだけ貸し出さないよう口頭で求めた。  現在、市内の小中学校49校のうち39校がゲン全10巻を保有しているが全て閉架措置が取られている。古川康徳・副教育長は「平和教育として非常に重要な教材。教員の指導で読んだり授業で使うのは問題ないが、過激なシーンを判断の付かない小中学生が自由に持ち出して見るのは不適切と判断した」と話す。  これに対し、汐文社の政門(まさかど)一芳社長は「原爆の悲惨さを子供に知ってもらいたいと描かれた作品。閉架で風化しないか心配だ。こんな悲しいことはない」と訴えている。  「ゲン」を研究する京都精華大マンガ学部の吉村和真教授の話 作品が海外から注目されている中で市教委の判断は逆行している。ゲンは図書館や学校で初めて手にした人が多い。機会が失われる影響を考えてほしい。代わりにどんな方法で戦争や原爆の記憶を継承していくというのか。  教育評論家の尾木直樹さんの話 ネット社会の子供たちはもっと多くの過激な情報に触れており、市教委の判断は時代錯誤。「過激なシーン」の影響を心配するなら、作品とは関係なく、情報を読み解く能力を教えるべきだ。ゲンは世界に発信され、戦争や平和、原爆について考えさせる作品として、残虐な場面も含め国際的な評価が定着している。 【宮川佐知子、山田奈緒】 ※ <はだしのゲン>松江市教委、貸し出し禁止要請「描写過激」

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