おかゆの歴史をひも解いてみると? Part, 3
おかゆの歴史をひも解いてみると? Part, 3お粥で老衰を防止する!お粥の起源は、古代の中国にあると言われています。3,000年ほど前の史料には、「お粥で老衰を防止する」「疾病を治す」といった記述があり、健康食品として考えていた事が伺われます。お粥といえば、中国では朝食のメニューですが、漢方薬を服用する際にも、一緒に食べる事があります。有名な古典『傷寒論』には、風邪による頭痛・発熱などの症状改善に用いる桂枝湯の服用法の一つとして、「桂枝湯を服んだ後、すぐに粥を食べるとよい」とあります。つまり胃腸の働きを助け、体力を充実させる事によって、薬の発汗解熱作用を高め、邪気を除去するものです。日常の食事も良薬とする「薬食同源」の漢方ならではの考え方が生きています。司馬遷の「史記」にも登場し、重い病気の治療にお粥を用いて治した旨が記されています。お粥の歴史は古く、中国では中華粥、韓国でも、薬膳として今でも日常食として常用されています。 日本では、稲作が始まった頃からお粥が食べられ、平安時代以降には上流階級は米の白粥、中流以下は雑穀粥を食べていた。 ところが、いつの間にか日本では、お粥は老人、病人または貧しい人が中心的に食べる物になってしまいました。それは、戦時中の貧しい食生活でお粥=貧困のイメージが残ってしまったのですね。 しかしお粥ほど消化がよく健康に貢献してくれる食べ物はない!現代人にマッチした食べ物ではないだろうか?※ おかゆの歴史をひも解いてみると?※ おかゆの歴史をひも解いてみると? Part, 2