元気の源

2008/11/11(火)23:31

『陰陽祓い』by今野敏

本(266)

女性を猟奇的に暴行して残忍な手口で殺害するという手口の凶器にみちた連続婦女暴行殺人事件が起きる。 少年犯罪の可能性があるということで、少年課の富野刑事は捜査本部に呼ばれる。 富野刑事は事件現場に必ず現れる鬼龍光一という謎の男を知る。 鬼龍光一は最古の宗教・鬼道の奥義を踏襲する陰陽の神魂を自在に操り、亡者を祓う鬼道衆の一人だった。 富野は警察の見解とは異なり、鬼龍がいう一連の事件には亡者が関わっているという話がきになって仕方がない。 これ以上犠牲者を出さないために、鬼龍と協力関係を結ぶ。 これまた、今野作品。 本当に作品の分野が広いなぁ・・・ 警察の現実的な見解と鬼龍のとなえる見解があまりにかけ離れているのに、富野はなぜか鬼龍につく。 それは彼が昔から勘がするどく、その勘が働いたからだろうけれど。 普通に考えたら、怪しい鬼龍には近づかないよなぁ・・・ そこを乗り越え協力関係を結び、物語は意外な方向へすすみ親玉がまたびっくり!! と、たくさんのびっくり箱があった。 この作品も実は前と同様、FUHさんが読んでた作品を読むためのもの。。。 早く読みたい!

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