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カテゴリ:本
警視庁刑事総務課に勤める大友鉄は、2年前に妻が亡くなり息子と二人暮らし。 妻がいるころは捜査一課に在籍していたが、育児との両立のため定時で帰れる総務課へ異動を志願した。 息子に何を食べさせるのか、夕食のメニューを考えるのが毎日の日課。 そこに、銀行員の息子が誘拐される事件が発生。 元上司の福原は彼のある能力を生かすべく、特捜本部に彼を投入する。 息子の面倒は苦手な義母に頼み、捜査に参加する。 堂場氏の書き下ろし。 今回はシングルファーザーの刑事というちょっと刑事らしくない刑事。 なすが苦手な息子にいかに食べさせるかを考えてるような人 元上司である福原は彼にしかない「能力」を活かせと送り込んだ。 その能力とは…大友は人に警戒心を与えないタイプ。 不思議と人の心をなだめるのだ。 大友はイケメンで警察に入る前は演劇をやっていたため、それが色々な面で捜査に役立っている。 ちょっと変わったキャリアのも持ち主。 変装を得意とする…なんてすごい特技までもってしまってる こんな主人公あまり見たことないけれど、こういうのもアリだと思う。 誘拐された子供と自分の子供を重ねるあたりも子育てしてるんだなと思わせる。 義母とのやりとりも別の意味で緊迫感あるけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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