唐変木 Crazy About Fishin'

2009/07/22(水)11:24

ボートで小物釣り (岩井海岸)

ボート釣り(19)

7月20日 曇り時々晴れ 中潮 先日のタチウオから一日休養をいれ、連休最後の日は千葉県へボート釣りに行ってきました。 場所はお馴染の岩井海岸。 今回はシロギス&カワハギをメインに、あわよくばマゴチ&ヒラメ、イカ&タコを狙うという欲の深い作戦で出撃しました。  メンバーはお馴染みのY船長、中年ライダーROY、楽天ブログの釣友や~さん、そして我家の三男坊主の計5名。 三男はあまり釣りに付合ってくれることがないのですが、部活を引退して暇だったこともあり、付き合ってくれたようです。 たまにはオヤジ孝行でもするか?・・・という感じだったのでしょうか。。。 6時過ぎに6人乗りの小型船で出船。 舵を握るY船長に全てを任せ、小生はシロギスの仕掛を準備。 今回はボート釣りの為、1軍タックルは家でお留守番・・・なにせ、過去に何回も道具をドボンしてますので。。。  先ずはベイト用のシロギス竿に小型ベイトリールを装着。 ラインは1.5号に錘が15号です。 シロギス仕掛けは50cm程の短いものを選択。 ボートでやる場合には短い方が取り回しが良く、また船下を釣る場合も多い為、糸ふけの少ない短い仕掛が感度的にも優位性があると小生は考えてます。 ただ、この短い仕掛けは小生の家の近くの釣具屋には全く売っていません。 殆どの仕掛が投げ釣り用の80cm~100cmと長めのものです。 さて、第一投目は海岸北側の10m前後からスタートです。 (この写真だと、ず~っと奥の方になります) 根が点在している為に、ちょっと釣りづらい感じのポイント・・・この海岸では一級ポイントとなっている”中根”を外した砂地を想定してはいたのですが。 シロギスはご機嫌が宜しくないようで、アタリが遠い状況・・・ポツリ・ポツリと釣れますが盛上がりに掛けます。 軽くキャスティングして、餌を動かして食わせるというパターンで釣れてきます。 シロギスは「プルプルッ」とアタッた時の小気味良い感触が最高ですね。 しかし、根が多い為に根掛りと外道に悩まされていることが多く、釣果はますます伸びない状況となります。 良い凪ですが、ボートが小さい為に小刻みな揺れが多く、息子は早くも船酔いでダウン。 薬を飲むタイミングが遅かったのと、睡眠不足が祟ったようです。。。 何回か潮回りをして、1時間半ほどシロギスをやりましたが、結局は地合のないまま一旦終了します。 この時点で小生の釣果は7匹。 他のメンバーは0~3匹といったところでしょうか?  シロギス釣りは簡単なようではありますが、仕掛、竿の感度、餌付け、誘い・・・渋い時にはそれなりに技術がないと釣れないものです。 漫然と船下に仕掛を置いておくだけだとメゴチ君に食われてしまったりなんてこともあります。 さて、船は大きくポイントを移動。 湾の最北側の根周りに入ります。 狙いはカワハギ。 ここは昨年実績を上げたポイントで、Y船長は船を流すラインもほぼ把握できています。 岸よりの水深10mから、根の点在する20mラインの砂地に向けてカケ下がりを流す形になります。 小生は純正カワハギ・タックルに変更。 寄集なしの3本針に錘は25号です。 これにちょっと色気をだして、マルイカ用のスッテを仕掛の上部にぶら下げます。 昨年、この作戦でマルイカが獲れたので、2匹目のドジョウを狙う寸法です。  3本の針に冷凍のアサリをつけて投入。 最初は錘を底に置いた状態で、静かにサワリを確認します・・・異状なし! そこから、ゆっくりした上下の誘いを入れてみます・・・異常なし。 魚がいないのかな?・・・と思いつつ、今度は強めの叩きを入れます。 そして静止、訊き上げ・・・ガッガッガッと激しいアタリとともに、竿がしなります。 巻き上げ途中でカンカンカンというような感じで突っ込む引きは正にカワハギであると確信! 水面に上がってきたのは20cm程の本命君でした。 更に続けて同じようなパターンで一枚追加。 小生の背中側でも”や~さん”がカワハギを2枚釣ります。 意外と魚影が濃いことに驚きです。 この季節、下手な遊漁船に乗るより釣れてきますよ!! さて、これを見た小生の息子・・・カワハギを釣りたいとご所望です。 野生の血が目覚めたのか、酔いから復活したのか。 小生のタックルでカワハギ初挑戦です。  一旦居着きの魚を釣りきってしまったのか、魚の気配は遠のいたようですが、時々手にはアタリを感じている模様。 小生の誘い方を真似て、先ずは初めての魚を掛けますが、これは大きなベラ君でした。 アタリを感じるものの、なかなか魚を掛けられず、彼の闘志に火がついたのでしょうか?・・・かなり真剣に竿を握っています。 そして、彼なりに工夫をしながら暫く粘った末、ついにカワハギ君を初ゲットしました! あのカワハギ独特の引きは永く彼の記憶に残ることでしょう。 カワハギ退治は息子に任せて、小生はタコ退治に入ります。 40号の錘がついた大きなテンヤを落として、手釣りでコツコツと底を小突きながら暫く粘ってみましたが、全く反応はなく20分程でギブアップしました。 次に繰り出した手はサビキ・・・これにアサリをつけた変則五目釣法を試してみると、なんと一発でウマズラ君が登場。 かなり引きが強かったので、期待したのですが・・・。 何回か流し替えをして、魚の反応も無くなったので、船は湾の南側へ移動します。 ここでも根周り中心の釣りになりますので、そのままカワハギ仕掛を息子に託し、小生はエギを投げます。 しかし、エギには全く反応なし・・・これも20分程で飽きてしまい、結局はシロギス・タックルを出して、根を外した砂地に投げて釣りをすることに。 ここではシロギスの活性が思ったより良く、順調に数を伸ばしていきます。 何故か小生だけがイレパク状態です。 一瞬の地合いに大型のシロギスが食ってきて、丸々太った26cmと25cmをゲット。 シロギスタックルに持ち替えた息子も20cm強の中型をゲットします。 このポイントではシロギスの数を20匹程に伸ばすことができました。  地合いも去った為、最後に湾の中央に戻ってシロギス中心の五目狙いを暫くやることになります。 小生はソフトルアーでマゴチを狙ったり、根のあるポイントではエギ投げましたが、時間を無駄に過ごしただけで終了となりました。 最終釣果はシロギス25匹、カワハギ2匹、ウマズラ1匹、その他外道多数でした。 息子は前半船酔いで釣りができませんでしたが、後半頑張ってシロギス5匹とカワハギ1匹をゲットし、他の大人達と遜色のない釣果をあげました。 小さな船で手前船頭の釣りというのも長閑で良いものです。 とりわけ、遊漁船とは違って、”何でもあり”の釣りができるところが楽しいですね。 ただし、的を絞って釣らないと「虻蜂取らず」に終わってしまうというリスクもあります・・・いつも同じ反省をしているのですが。。。(汗)

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