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邇邇藝命(ににぎのみこと)が木花之佐久夜毘賣命(このはなのさくやひめのみこと)をお選びになったのは、単に醜いよりも美しい方がお好きであったというような浮いた話しではないのであります。ここに実に深い真理が寓(やど)されているので、誠に畏(かしこ)き極みであります。 本居宣長は日本精神を詠じて『敷島(しきしま)の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花』と云われましたが、日本精神というのは、汚い事をしてまで長生したいという風な執着深い功利的精神ではないのであります。『朝に道を聞かば夕に死すとも可なり』というのが日本精神である。常に生長の家で申しますところの『今の一瞬に久遠の生命を生きる』というのが日本精神であります。 (『古事記と日本国の世界的使命』旧生命の實相神道版205頁引用) アマツヒダカヒコホノニニギノミコトは、笠沙御前に、麗き(かおよき)美人(おとめ)にお会いなさいました。貴女は誰が女ぞ(たがむすめぞ/どちらのお嬢さんですか) と、お問いに成られました。すると女(むすめ)はオオヤマツミノカミの娘で名をカムアタツヒメ、亦の名をコノハナノサクヤヒメと申されました。 又、貴女には兄弟が居るでしょうか。 と、お問いに成られますと、私にはイワナガヒメと云う姉が居ます。 と答えられました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月09日 09時24分23秒
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