バーボン・ストリート・ブルース #2
単行本が文庫化された時に気になるのは、解説を誰が書いているのかということだ。高田渡著『バーボン・ストリート・ブルース』は、スズキコージさん。「自転車に乗って天国へ帰って行っちゃった」というタイトルが付いている。吉祥寺の伝説のアパート、大和寮のことを書いている。この話はまったく知らない。スズキコージさんは、アルバム『ねこのねごと』のジャケット絵を描いている人です。 →スズキコージ公認ホームページ ZUKING バーボン・ストリート・ブルース (ちくま文庫)高田渡ディスコグラフィと年譜も、新しい情報。ただ、フォーク・ジャンボリーや春一番、HOBO'S CONCERTSといったオムニバス盤は載っていません。惜しいな。本文が思っていたより短く感じられたので、書斎の山の中から単行本を発掘する。ああ、変わってないようだな。ヒマな時に突き合わせてみようか。各章の扉に渡さんが写った写真が新しく付け加えられています。本文が削られていなければ、解説分とあわせて、この写真の分だけ文庫本がお得ということですね。amazonの「マーケットプレイス」では、14,995円から18,995円まで、六冊の古本が出品されています。ヤフオクでは、10,000円で出品されています。(いずれも4月12日現在の検索結果)文庫化されたのにね。