幻泉館日録@楽天

2004/07/10(土)20:01

ハリーとトント

映画(236)

9/15(月)の深夜です。 世間様は国民の祝日でお休み。 幻泉館主人は非国民なんでお仕事でした。 中途半端で帰ってきちゃったけどね。 そうか、敬老の日か。 前にも書いたけど、想像する自分の老後で何がつらいって、敬老の集まりだよな。 小学校の体育館みたいなところに詰め込まれて、歌謡ショーやら大正琴の合奏やら見せられちゃうのかしら。 拷問だよなあ。 楽天広場に登録する時に、い~かげんに自分の[特徴 プロフィール]を書き込みました。 「自慢のアイテム」なんてのは限られてるけど、「好きな音楽」「好きな本」「好きな映画」なんて何書いていいかわからないよなあ。 そこで映画を考えるときにふっと作品名が浮かんできたのが『ハリーとトント』。 あれぇ、そうか? そんなに好きだったっけ? う~ん、やっぱり好きらしい。 1974年、ポール・マザースキー監督の作品です。 私が観たのはその翌年あたりに、東京のどこかの名画座だと思います。 この監督の作品で、日本でヒットしたのは『結婚しない女』(1978)。 私が好きなのは自伝的な『グリニッチ・ビレッジの青春』(1976)ですね。 この映画のシーンを真似しました。 友人と酔っ払って、深夜に井の頭公園の野外ステージで「つかこうへい」さんの劇の台詞を真似ました。 おお、青春! それよりもさらに『ハリーとトント』の方が好きなんですね。 ハリーという爺さんと、トントという猫のロードムービーです。 ストーリー詳細はgoogleで「ハリーとトント」を検索してみてください。 苛酷な現実を温かい視線で、コメディ・タッチで表現している映画です。 年取ったらこういう爺さんになりたいという、ある種の理想像でありました。 ただ、ハリーは半生をマジメに生きたから、自由な精神が血肉を持ちうるわけでありまして、もともといいかげんに生きてると、老後は悲惨なことになりそうです。 っつうか、私はあんまり老後がないはずなんで、心配しないのよ。 おお、ネタとしてはちゃんと「敬老の日」になったじゃん!

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