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2003.10.09
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カテゴリ:テレビ
中学生の僕は、その放映をひどく楽しみにしていた。
遠藤賢司がテレビに出て歌うんだって!
今と違ってビデオなんてない。
見る方は一発の真剣勝負、一瞬たりとも画面から目を離さず、テレビを見続けるのだ。

さすらいそれはつげ義春のマンガに出てきそうな少年が主人公の不思議なドラマだった。
ドキュメンタリーの手法を取り入れ、プロの役者が出てこない。
映画の看板描きをやめてキャバレーに勤めるようになる「ギター」は友川かずきだった。
遠藤賢司は他に人のいない野外音楽堂のステージで「カレーライス」を歌った。
栗田裕美(ひろみ)というかわいい女の子が出ていた。
外波山文明とはみだし劇場、キグレ・サーカス、ああ、寺山修司みたいだな。
さすらう主人公が会話する「基地の女」は笠井紀美子だった。

90分の密度の高い時間の後、僕は佐々木昭一郎という名前を覚えた。

これがテレビドラマだったのだからすごいなあ。
さすがに通常の番組ではなくて、芸術祭参加作品だった。
その年の大賞を受賞したドラマである。

後年NHKで佐々木さんをお見掛けした時は、感激しました。
遠くから見ても、すぐわかりました。
私は仕事中だったのでさすがにサインはもらわなかったけど、もらっておけばよかったね。
ええ、ファンでした。
今はもう定年退職なさってるはずです。

『さすらい』の後、佐々木さんは1974年に『夢の島少女』を撮る。
この作品で登場する不思議な魅力を持った少女、中尾幸世さんが、79年の『四季・ユートピアノ』に始まる、80年代の佐々木昭一郎作品世界の中心的な役割を占めることとなる。
中尾幸世が成長していく詩的映像世界が、日本を代表する映像作家として佐々木昭一郎の名を世界に知らしめるのである。

残念なことに、佐々木ワールドが完成する80年代には、私の感受性は相当縮んでしまっている。
『さすらい』を観た濃厚な時間は、もう戻ってこない。
『アンダルシアの虹』(1982年)をああいいなと思っても、音や映像が胸に痛く突き刺さってはこないのである。
これは佐々木さんの映像の問題ではなくて、私の感受性の問題。
「自分の感受性ぐらい 自分で守れ ばかものよ」

初期佐々木作品の後、1976年に佐々木さんはつげ義春『紅い花』を映像化している。
これは完全なドラマの作り。
ただ、近年石井輝男監督が映画化したつげ作品が原作に非常に忠実に作ってあるのと比べると、かなり大胆に自分の世界に作り替えてあった。
ああ、佐々木版『紅い花』の主演は草野大悟さんだったのだ。
もう亡くなって十年ほど経つ。
享年51、若すぎる死。

さて、私は動くエンケンが観たいという不純な動機から番組を見て佐々木昭一郎わーるどに惹かれていくわけですが、71年当時は歌謡曲ではないフォーク&ロックのテレビ番組はあまりなかったと思います。
NHKが海外のフィルムを流してくれたかな。

平日毎朝やってるテレビ番組「ヤング720」では、例外的にいろいろな人が出てきました。
この番組はあんまりのんびり見てると学校に遅刻してしまうので、途中で行かなければならないのがつらかった。
吉田拓郎さんの弾き語りも観たような気がします。

あとは、音楽番組というよりドキュメンタリー。
夜中のエッチ番組「11PM」なんかでも、その日の特集でアングラ・フォークなどやる時がありました。
ただ、こういう映像はあんまり覚えてないね。

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Last updated  2004.11.02 00:19:10
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