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カテゴリ:書籍と雑誌
【追記】No.2
本日の夕陽。 更新しました♪ 夕陽が好き![I Love Sunset!] 【追記】No.1 よく晴れてきれいな空。 暑いです。 春というより初夏みたい。 昨夜山之口貘さんの番組を見たのですが、しかしまあ、吉祥寺の街をよちよち歩いていたあの金子光晴という詩人は、やっぱり怪物だったのではあるまいか。 緊張してやたらにタバコを吸い続ける貘さんの純粋な魂。 その隣で帽子を脱いで、自分の禿頭をぺちゃぺちゃ叩いてみせてました。 今夜はやっぱり貘さんのことを少し書こう。 ヒナのワンダーランドからさらに古雑誌を発掘。 「MEN’S CLUB 増刊・アイビー特集号 第一集」 1974年3月20日 第23刷発行 定価500円 本誌「MEN’S CLUB」の過去の記事からアイビーに関するものをかき集めた増刊号で、超ロングセラーとなったものです。 おお、靴を並べたページでは、小物としてYamakiの12弦ギターが置いてあります。 時代じゃなあ。 中学生の時は坊主刈り強制。 ちょっとしゃれた格好がしてみたくても、ボウズなんです。 その反動で、高校生の時からほとんど髪を刈らない癖がついてしまい、今に至っています。 高校で頭髪は自由になったのですが、さて、制服じゃない時はどんな格好をすればいいのかしら? それで学習しようとしたんでしょうね。 かっこいいお兄さんたちの真似をするためのテキストです。 これねえ、今読むと結構笑っちゃうんですよ。 アメリカの一流大学の学生生活を紹介しても、なんつってもまだ円が変動相場制になったばかり。 彼の国の豊かさは、まだまだ遠い憧れの対象でした。 モデルもおっさん臭い。 とても高校生が真似するようなキャラじゃないんです。 あやしげな規範を作って、それをお手本にしてれば安心というのは、実にかっこ悪いことですね。 ブランド信仰もそんなものなんでしょう。 安い服というのは流行ものを取り入れますので、私の高校時代もやたらにボタンダウンの安物シャツをよく売ってました。 必然的に、ボタンダウンは私のシャツの基本形となりました。 ビンボ高校生がこういう雑誌を買うと、それだけでおこずかいなんてなくなっちゃいますから、服買う金なんてないです。 それでも、今もダッフルコートを着ていたりするのは、大昔に読んだこの雑誌の影響なんでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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