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2004.03.12
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カテゴリ:書籍と雑誌
【追記】No.5
下の「芥川賞を受賞した金原ひとみの知られざる”家庭の事情”」の感想。
父親が『蛇にピアス』を初めて読んだ時に娘に言った言葉が凄まじい。

「もっと恥ずかしいものを、親が地元に住めなくなるくらいのものを書け」

凄まじいものではあるが、記事にあるようにこれが自らの体験に基づいた表現欲求を指しているのなら、やはり日本の「純文学」はダメだと思う。
それは小説ではない。
芥川賞よりも、直木賞の方がまだマシな作家を生み出すことになる。
もっとも直木賞の方は実績がないと受賞できないようだ。
新人作家の登竜門ではないわな。

【追記】No.4
雑誌『噂の真相』休刊号を購入。
表紙には

 > 『噂の真相』は休刊すれど、
 > 『噂真』イズムは永遠に不滅なり!

と、最後のメッセージが刷り込まれている。
ま、本当は3月25日に別冊終刊号『追悼! 噂の真相』が出るのだそうな。

「原田明夫検事総長の犯罪的利権行使」や、スクープの「”イラク派兵”小泉内閣と三菱グループの”密談”」が重要記事。
だが、やはり「芥川賞を受賞した金原ひとみの知られざる”家庭の事情”」に目が行ってしまう。
このあたりが「噂の真相」を買っていた所以だよなあ。

岡留編集長が『マスコミ評論』→『噂の真相』と動いたのは70年代末のことだったと思います。
当初はそのスキャンダリズムがちょいと鼻についたのですが、貴重な雑誌でした。
このごろマジメに読んでなかったのですが、痛いなあ。

【追記】No.3
キング牧師の演説の試訳も載せておきます。
原文はこちらの方が読みやすいかな。
http://www.freemaninstitute.com/Dream.htm

-----------------------------------------
私には夢がある。
いつの日にか、ジョージアの赤土の丘の上で、かつて奴隷であった者の子たちと、かつて奴隷所有者であった者の子どもたちが、兄弟として同じ一つのテーブルに付く時が来るという夢が。
-----------------------------------------

【追記】No.2
昨日の浜なのであるが、強風の中、カラスが力なくへろへろ飛んでいた。
箱型の凧のような不思議な動き。
心の中で声援を送ってしまいました。

更新しました♪
夕陽が好き![I Love Sunset!]
千本浜 2004年3月11日


【追記】No.1
ラングストン・ヒューズはアメリカの黒人詩人です。
1902年に生まれ、コロンビア大学に学びますが、卒業はリンカン大学。
その間に、「ハーレム・ルネサンス」という芸術運動に加わり、詩の朗読会のために南部を回ったりしたそうです。
ハーレムに暮らし、1967年ニューヨークで死去。

Martin Luther King Jr.の「I Have a Dream」という有名な演説に、こんな言葉があります。

I have a dream that one day on the red hills of Georgia the sons of former slaves and the sons of former slaveowners will be able to sit down together at a table of brotherhood.

「兄弟として同じ一つのテーブルに付く」というのは、先ほど引用したヒューズさんの詩を思い出します。
その詩を訳してみましたので、ご覧くださいませ。

-----------------------------------
僕もまたアメリカを歌う

僕は肌の黒い兄弟だ
お客があれば
台所で飯を食わされる
でも僕は笑って
ちゃんと食べて
強くなる

明日になれば
お客があっても
僕はテーブルに付く
その時は
誰にも
「台所で食え」
なんて僕に言わせない

それに
僕がどれだけきれいなのかわかるだろう
そして恥ずかしく思うだろう

僕だってアメリカなんだ
-----------------------------------



amazonからラングストン・ヒューズのCDが届く。
なにはともあれ、詩人の朗読を聞く。
いい声です。

I, too, sing America.

I am the darker brother.
They send me to eat in the kitchen.
When company comes,
But I laugh,
And eat well,
And grow strong.

Tommorow,
I'll be at the table
When company comes.
Nobody'll dare
Say to me,
"Eat in the kitchen,"
Then.

Besides,
They'll see how beautiful I am
And be ashamed --

I, too, am America.


まるでアナウンサーがゆっくりと読み上げるような朗読だ。
思い入れたっぷりに感情を込めて読んでいるというふうではない。
えてしてそういうものですわね。
あ、次からは音楽的に読んでるわ。
それでも、絶叫歌人に慣れてしまった耳には、非常に抑制した朗読に聞こえます。

本当に音楽がかぶさる朗読もあります。
これは古いジャズだな。
Rhythms of the Worldでは、説明的に楽器の音や声が入ってきます。
ゴスペルやブルーズもちょこっとだけ入ってます。

易しい言葉遣いが多いので、翻訳よりもなるべく原詩を味わった方が良いと思うのだが、日本では翻訳しか出版されてないのかな。

The Voice of Langston Hughes
[FROM US] [IMPORT]
US $16.98
価格1887円+悪税
The Voice of Langston Hughes1. Negro Speaks of Rivers
2. I, Too
3. Weary Blues
4. Homesick Blues
5. Story of the Blues
6. Night and Morn
7. Breath of a Spiritual
8. Prayer
9. Prayer Meeting
10. Ma Lord
11. I'm Gonna Testify
12. Albert
13. Mother to Son
14. Dreams
15. Youth
16. Struggle
17. Rhythms of the World
18. Simple-Intro
19. Feet Live Their Own Life
20. Simple Prays a Prayer
21. As I Go

本もペーパーバックが2冊、selected poemsとcollected poemsが届いています。
このcollected poemsはお勧め。
一巻本の全詩集ということになりますね。
紙も印刷もきれいで、700ページを超えるA6判の本がこれは安いです。

The Collected Poems of Langston Hughes (Vintage Classics)
U.S. 定価: $18.00
価格:1678円+悪税(amazon.co.jp)

The Collected Poems of Langston Hughes


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Last updated  2004.03.12 22:21:39
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