幻泉館日録@楽天

2004/03/13(土)19:54

コンドルは飛んで行く

書籍と雑誌(1059)

【追記】No.4 J1開幕。 ひさびさにテレビ観戦しています。 今、ジュビロ磐田が東京ヴェルディのディフェンスを揺さぶって、藤田俊哉選手がゴールを決めました。 ニンマリ。 で、肝心のエスパルスはどうなっとるんじゃい? あ、広島と引き分けで終了してる。 う~ん。 【追記】No.3 あ、開会宣言出ましたね。 お花見会の会場開きました。 のどかな県も山間部では4月末に開花したりするので、長丁場になりそうですな。 おいしいお酒や料理の画像もよろしく♪ 「ネットお花見会」会場 【追記】No.2 久しぶりの宴会企画です。 [全国ネット花見大会!] 桜の花と一緒に日本を縦断しましょうよ♪ 言い出しっぺ=主催者はひねもす庵の庵主夏見還さん。 たぶん今日の夜中に会場URLを発表してくださると思います。 ひねもす庵 えっと、桜の花、宴会風景、花見料理……。 画像をアップして、そのスレッドに感想を書いてねという、お馴染み画像掲示板形式でしょうか。 【追記】No.1 今日は早目に帰れたので、NHK BS11で小津安二郎監督の『早春』を観た。 私の生まれた年の映画なのだが、とにかく描かれる風俗が何もかも懐かしい。 親父の若い頃を見ているよう。 池部良さん演じる若いサラリーマンが、岸恵子さん演じる通勤仲間と浮気してしまいます。 淡島千景さん演じる妻が問い詰めるシーンが恐い……のかな。 うしろめたいところのある人は、とても恐いことでしょう。 私? まったくうしろめたいところなんぞないのですが、ちょっと恐かったです。 あら~、大榎さんは早稲田大学ア式蹴球部の監督になったんだ。 Dr.悠々さんの日記で雑誌「ヤングギター」の名を見かけて、ちょっと発掘しようかという気になった。 これは当時買ったものが数冊残っているはず。 メラニーやCCRのレコードが表紙になっているころ、最も一所懸命読んだと思う。 その前の時期は、ギターを配した写真が表紙になっていた。 クラシックギター用の楽譜が載っていたころだ。 もう少し新しくなると、泉谷さんやケメが表紙になって、楽譜集の別冊付録が付いていた。 で、発掘していたのだが、「ヤングギター」に達する前に「新譜ジャーナル」でひっかかってしまった。 これは当時あまり買っていない。 古本屋さんなんかで後から捨て値で買ったもの。 ついつい記事を読んだりすると、あっという間に朝になってしまうのであります。 「新譜ジャーナル」も時期によって表紙のデザインが大きく違う。 岡林信康さんが大活躍していたころは、イラストの表紙だった。 拓郎さんのブレイク以降は、「ヤングギター」と同様に、陽水さんなんかの写真が表紙を飾ることになる。 うちには、中川五郎さんが表紙の号もあります。 とりあえず昨夜は1971年8月号を読みふけってしまった。 岡林さんの『俺らいちぬけた』が第一特集。 全曲楽譜やインタビューが載っている。 おお、「狂い咲きコンサート」の告知記事がありますわ。 最もひっかかったのは読み物ページ、連載ものです。 江波戸昭さんの「世界の民謡めぐり」がペルー編。 「コンドルは飛んで行く(El Condor Pasa)」と「太陽の処女(Virgines Del Sol)」の楽譜と、曲の説明が出ています。 トゥパク・アマルの反乱のことが書いてあります。 部下に裏切られてスペイン軍に捕らえられたトゥパク・アマルは、コンドルに化身して、今もアンデスの山脈に弧を描いています。 フジモリ大統領が鎮圧した武装グループも、この英雄から名前を採っていました。 銃殺されてしまった彼らも、小さなコンドルになってアンデスの空を舞っているのでしょうか。 「コンドルは飛んで行く」ということでちょいと蔵出し。 楽天に検索機能を付けないと、何が何だかわからなくなってしまうなあ。 あ、本館に楽天サーチ用窓を付ければいいのか。 ------------------------------------- [2003年6月14日付日録より] 今日はヤフオクで落としたソングブックが届いた。 SIMON & GARFUNKELのベストもので、1973年発行の本。 シンコーミュージックから出ていた「20 BEST」というシリーズで、高校生の私は欲しかったけど買えなかったのではなかろうか。 巻末にシリーズの宣伝が出ていておもしろい。 「20ベスト コンポーザーズ シリーズ」というのが正式なシリーズ名。 AB判で定価が500円。 シリーズに入っているのは サイモン&ガーファンクル 解説/鈴木道子 レノン&マッカートニー 解説/星加ルミ子 サルバトーレ・アダモ 解説/永田文夫 ボブ・ディラン 解説/三橋一夫 バート・バカラック 解説/由井正一 ジャガー&リチャード 解説/亀淵昭信 ジミー・ウェッブ 解説/青木啓 ヘンリー・マンシーニ 解説/野口久光 意外に変化に富んでますな。 解説者が時代を感じさせておもしろいです。 なぜ由井さんがバート・バカラック? マニアが乗るととんでもない値段になってしまうんですが、スタート価格の300円で落札。 もっとも、タブ譜ではない普通の五線譜なので、今のギター小僧たちは買おうと思わないでしょうね。 私はこの表紙が嬉しいです。 お、本文イラストが松山猛さんだ??? 昨日届いたS&Gのベスト盤も20曲入り。 多少曲が異なるのですが、まあ、このために買ったCDなんですよ。 やろうと思えば本に合わせた手製CDも作れるんですが、ちょっと時間がもったいない。 このあたりの有名曲は若者たちも知っているようなので、「コンドルは飛んでいく」や「サウンド・オブ・サイレンス」なんぞを直訳で歌ってあげると喜ばれます。  ♪かたつむりになるより雀になりたい♪  ♪そうだとも できるなら そうだとも♪ ところでこの「コンドルは飛んでいく」は原題が「El Condor Pasa」、タイトルはまんまなんですが、歌詞はめちゃくちゃです。 私は昔ペルーの地震の様子を撮ったドキュメンタリーをテレビで見た覚えがあるのですが、その番組ではバックにフォルクローレが流れていました。 ポール・サイモンさんも同じ番組を見てフォルクローレを耳にして、この曲に不思議な歌詞を付けてしまったのだそうです。 同じ番組で同じ音楽が気になったというのを後から知って、ちょっと嬉しかったです。 ロス・インカスというフォルクローレのグループがバックでチャランゴやケーナを演奏してますが、この人達はウルバンバと名前を変えて活躍しました。 アート・ガーファンクルがソロとなって出したヒット「ひとりぼっちのメリー」も、ウルバンバの曲ですね。 で、私はこのフォルクローレが大層気に入りまして、ロス・インカスの2枚組みアルバムをかなり無理して買いました。 当時の高校生が3千円もする2枚組みアルバムを買うのは、かなり大変なことだったんですよ。 「花祭り」「ラ・バンバ」といった有名曲が入っていて楽しいアルバムでした。 ん、ロス・インカスやウルバンバはCD出てるのかな? 調べてみよう。 20 BEST SIMON & GARFUNKEL 20ベスト サイモン&ガーファンクル シンコーミュージック 1973年8月発行 定価:500円(悪税なし)

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