|
カテゴリ:高田渡
【追記】No.2
幻子心母に頼まれ、市民文化センターまで車で送って行く。 私が幼い日々を過ごした辺りの交差点で信号待ち。 「ここは歩いて通ったなあ。ここまで自転車に乗っけてきてもらったんだよ」 珍しくおっ母さんが昔の話をする。 家からそれほど遠くはないこの交差点まで、自転車の二人乗りでやってきて、そこから父は駅の反対側にある会社へ、母は町中の小学校へ歩いて通勤したのだという。 交差点に、若き日の父と母の姿が見える。 半世紀近く前、この大通りにはまだ市電が走っていたころだ。 戦後は終わったと言われながらも、高度成長の前。 みんなが貧しくて、でも近所付き合いがとても温かかったという。 朝仕事に出かけて、夕方には家族がみんな家にそろっていた。 下町の夕陽はきれいだったことだろう。 【追記】No.1 PENTAXの一眼デジカメ君がPCに繋がらなくなってしまったので、修理に出すことにした。 通信販売で安いところを探して買ったので、近所のカメラ店に持って行くのは気が重い。 ウェブで探したら、ちゃんとPENTAXでピックアップ修理のサービスがあった。 「ペンタックスピックアップリペアサービス」 千円ほどかかるらしいが、気楽なのでお試し。 FAXや電話でも申し込めるようなのだが、もちろん 「インターネットでのお申し込み」を選ぶ。 必要事項を記入して……あ、保証書。 十分に保証期間なので、これがないともったいないことになる。 元箱に入れてあったかと思ったが、空っぽ。 そこにない場合は、保証書ケース。 まずそこを探さないのは、もういっぱいになってしまったからなのであります。 心配するほどのこともなく、無事発見。 良かった、良かった。 で、ひととおり記入してから、それをプリントアウトして添付しろと書いてある。 ところが、ここからがちょっと大変だったのです。 母艦のデスクトップ機を、ずっと立ち上げてなかったのね。 うちのプリンタは母艦機につなげてあるのです。 もしかして、年賀状を印刷してからずっと使ってないのでは。 ノートPCから印刷命令を出してもエラーが出るので、まあドライバを入れ替えたりして、大変。 結局、ちゃんと印刷できてもエラーメッセージが出るという不思議な仕様のまま印刷終了。 やれやれ。 せっかく楽天広場がお休みなのに、夜中にどたばたしておりました。 まだまだ私の春一番は続いております。 amazonから、予約しておいた春一番のCDが届きました。 2枚組み各2300円(悪税込み)が3セット。 75年から78年まではオリジナルのLPが1枚だったので、二年ずつまとめられて3セットで70年代春一番が完結。 前回の72年~74年と同様に、「風太の春一番物語」が続いており、これが実に感動的です。 あまり詳しく書きませんので、ぜひ買ってください。 友部正人さんが「大阪にやってきた」のはなぜか。 >友部正人は栄の交番に火炎ビンを投げつけて >指名手配をくらい、10tトラックでヒッチハイ >クをして、大阪へ逃れて来ました。 おお、知らなんだ~。 ガンで亡くなった風太さんのお父さんのことがたくさん書いてあります。 76年は三月、四月、五月と三部構成で延々と春一番が続いたのですが、それはオヤジさんの追悼コンサートだったのだそうです。 76年3月は雪のステージだったそうで、よく聞くと渡さんとイサトさんの間にストーブを置く「ゴトッ」という音が聞こえるそうです。 最初のころの春一番とは、もう時代が違っていました。 やはり転回点が1972年ごろにあったのでしょう。 70年代後半、私が学生生活を送ったのは、この時代です。 大きい大学に行ったので、いろいろなものの拠点となっていました。 いくつかの学部の自治会や文化団体連合を握っていた□○派が内ゲバを繰り返していたので、一般学生はなるべく関わり合いにならないようにしていました。 それでも、とても気になる看板がキャンパスに立っていました。 三里塚空港が開港直前。 韓国に留学した在日の学生が次々にスパイ容疑で逮捕されていました。 妙に原理が力を持っていたので、珍しく民青と□○派が暗黙の共闘(?)を行なったりしていました。 もちろん北が日本人を拉致していたことは知りません。 南は朴大統領が戒厳令の下、軍政を敷いていました。 思えば、韓国の大統領経験者は数奇な運命を辿ってますなあ。 韓国の社会がそれだけ急激に大きく変わったということでしょう。 72年以降の日本社会の変化は、そこまで大きなものではないようです。 『春一番ライブ '75~'76』 ディスク: 1 1. こんなに不安なんだよ / いとうたかお 2. 朝になったら / ダッチャ 3. 接吻 / 林亭 4. 水と光 / 中川五郎 5. ホーボーの子守唄 / 古川豪 6. 巡礼 / 朝野由彦 7. たんぽぽのお酒 / 佐藤博 8. 挨風 / シバ 9. ライ・ウィスキー / 朝比奈逸人 10. はじめての児に / 高田渡 ディスク: 2 1. The Entertainer / 松村正秀 2. 風小僧 / 小林功 3. 樹氷 / 佐久間順平 4. もう終わりさ / 朝比奈逸人 5. 私の自転車 / 青木ともこ 6. 旅の途中 / 朝野由彦 7. Dallas Rag / 佐久間順平 8. 地平線 / いとうたかおとランニングベア 9. お陽さんブルース / 佐藤博 10. グッドナイト・ブルース / シバ 11. 座蒲団 / 高田渡 12. 私の青空 / 高田渡 『春一番ライブ '77~'78』 1. 坂道 / 松村正秀 2. 不毛の地 / 佐久間順平 3. 心のままにAmoureuse / 青木ともこ 4. 夜汽車にのって / 高田渡とヒルトップ・ストリングス・バンド 5. もっと歌えます / 朝野由彦 6. 歌が空を焦がす夜 / ランニング・ベア 7. 絵葉書 / 友部正人 8. 雨 / 1928ブルースバンド 9. かんしゃく玉 / 佐藤博 10. いきたいところがあるんだ / いとうたかお ディスク: 2 1. 解き放たれる / いとうたかおwith山岡安司 2. 風太の失恋 / 青木ともこ 3. 回想 / 友川かずき 4. 家路 / シバ 5. バイバイ・ブルース / シバ 6. ア・チェンジ・イズ・ゴーナ・カム / 砂川正和とナスティ・チェイン 7. 回帰線 / 朝野由彦 8. 田中さんとぼく / 友部正人 9. マイ・クレオル・ベル / 中川イサト 『春一番ライブ '79』 ディスク: 1 1. 男らしいってわかるかい / 大塚まさじ&Tour Band 2. ローリング・メニュー / 中川イサト 3. オレンジ・キャラバン / 加川良 4. 最終列車 / 佐久間順平&Barrel House - Revue 5. 声 / 佐久間順平&Barrel House - Revue 6. Babyおまえが好きだよ / 有山淳司 7. いちばん露骨な花 / 友部正人 8. いつも戸口までだったね / 友部正人 9. 腰まで泥まみれ / 中川五郎&トカゲバンド ディスク: 2 1. ハウ・ヴリュー・キャン・ユー・ゲット / 永井隆&Blue Heaven 2. その際に立ち / いとうたかお 3. 歴史はくり返さないだろう / いとうたかお 4. 深い夜 / シバ 5. 不眠症のブルース / シバ 6. もう帰るところが / 朝野由彦&センチメンタル・シティ・ロマンス 7. 呼び声が訪れるまで / 朝野由彦&センチメンタル・シティ・ロマンス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[高田渡] カテゴリの最新記事
|