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2004.06.12
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カテゴリ:書籍と雑誌
【追記】No.3
マルクスの「資本論」というのはおもしろい本で、19世紀の産業資本主義がどんな犯罪的な振る舞いをしたか、豊富に事例を集めている。
印象に残るのは、パンに石灰を混ぜたりしていたという記述。
21世紀になっても、大手パンメーカーの食パンというのは添加物の塊だったりするものなあ。
あれは昔から添加物の塊なんだ。

ソーセージというのも、映画『ソイレント・グリーン』(1973年)に通じるような、いろいろ古典的な冗談が多いです。
ああ、『デリカテッセン』(1991年)というブラック・コメディもありましたな。
ジュネ&キャロの出世作。

で、何の話かというと、アレです、冷凍餃子。
「生ゴミ餃子」とか書かれると、なんか存在の根源的なところから揺さぶられる感じ。
気持ち悪い。

厚生労働省のページには不衛生な原材料を使用したとされる韓国産餃子への対応について(第1報)と、(第2報)が出てますね。
結局は「わからない」ということなじゃないかしら。

うう、実に気持ち悪い。

【追記】No.2
タイトルに使った「ブラブラ節」の印象的なフレーズは、Mドングリさんがご指摘なさったように、与謝野晶子さんの有名な反戦歌「君死にたまふことなかれ」の本歌取りです。

「君死にたまふことなかれ」が発表されたのは、『明星』1904年9月号。
もちろん日露戦争に出征した弟に呼びかけた歌です。

「ブラブラ節」は第一次世界大戦(1914年)のおかげで日本に戦争成金が生まれ、インフレで貧しい者が苦しんだ時の歌です。
貨幣価値が下がったため、低賃金の者ほど生活が苦しくなりました。
学校で習う歴史では成金のイメージしか残らないと思いますが、これが庶民の現実だったのです。

【追記】No.1

「あなたが落ち込んだ時に聴く曲は何ですか?」

日記コメントではなく、掲示板の方に書き込んでください。
もちろんジャンル不問です。
ちなみに、chappi-chappiさんは「落ち込まない」ことがわかりました。
すごいです。



高校生の時に添田知道さんの『ノンキ節ものがたり』という本を買った。
新刊で買ったので、たぶん高校2年生。
けっして安くなかったと思うのだが、どうして買ったのか覚えていない。
高田渡さんの影響だろうか。
こうしてみると、いささか奇妙な高校生だったのかもしれない。

添田知道さんは唖蝉坊の息子さんだということしか知らなかったのだが、とにかく「演歌」というものに興味を持ったようだ。
もちろん歌謡曲の一ジャンルである演歌ではなくて、自由民権運動から生まれた、街頭演説の歌のことである。

残念なことにその本はどこかに行ってしまったのだが、数年前に古本屋さんで添田さんの本を何冊か購入した。
その中で、歌詞や楽譜の充実した一冊といえばこれ。

演歌の明治大正史『添田唖蝉坊・知道著作集IV
 演歌の明治大正史』
 刀水書房刊
 四六判上製箱入
 本文 333p
 1972年11月30日発行
 定価3200円

以前書いたソウル・フラワー・モノノケ・サミットや高田渡さんでおなじみの楽曲が数多く掲載されています。

渡さんの「自転車にのって」のイントロに聞こえる曲は「ハイカラ節」。
モノノケは『レヴェラーズ・チンドン』で歌っています。

夏目漱石がロンドンで最新流行の自転車というスポーツに興じたのが1902年(明治35年)。
夏目漱石「自転車日記」
数年後には日本の帝都東京でも若者の間で自転車が流行する。
今の自動車よりも、庶民の手からは遠いものだった。
そこで貸し自転車屋が現われたのである。

 「ハイカラ節」神長瞭月作詞作曲

 ♪ 黄金(ゴールド)眼鏡の ハイカラは
 ♪ 都の西の 目白台
 ♪ 女子大学の 女学生
 ♪ 片手にバイロン ゲーテの詩
 ♪ 口には唱える 自然主義
 ♪ 早稲田の稲穂が サーラサラ
 ♪ 魔風恋風 そよそよと

 ♪ チリリンリンと やって来るは
 ♪ 自転車乗りの 時間借り
 ♪ 曲乗りなんぞと 生意気に
 ♪ 両の手放した 洒落男
 ♪ 彼方(あっち)へ行っちゃ ヒョーロヒョロ
 ♪ 此方(こっち)へ行っちゃ ヒョーロヒョロ
 ♪ それ危いと云ってる間に
 ♪ ころがり落ちた

明治末期に演歌は自由民権の壮士節から学生の風俗を歌う書生節に変化し、伴奏にヴァイオリンを用い始めたのは、この神長瞭月なのだそうな。
このころから演歌といえばヴァイオリンということになる。
楽器は三歳から始めなければとほざく奥様が聴いたら気絶しそうな、めちゃくちゃな伴奏だったという。
「歯が浮く」とか「鋸の目立て」などと冷笑されながらも、それがかえって新奇だともてはやされたりもしたそうなので、やはり音楽はかつて自由なものだったのだ。

渡さんは添田唖蝉坊の曲を何曲も歌っています。
次もその一つ。

 「ブラブラ節」唖蝉坊作詞作曲

 ♪ 今年こそほんとにうんと働くぞ
 ♪ 「そして」「あゝして」「こうもする」
 ♪ うその行き止まりの大晦日
 ♪ なったなったなった  大晦日が正月に
 ♪ なってまたおめでたく ブーラブラ

一番以外は、原曲とだいぶ歌詞が違う部分が多いようです。
今読みなおして目が止まったのは、この歌詞。

 ♪ 親はお前に銃剣もたせ
 ♪ 人を殺せと教えたか
 ♪ 二十一まで育てたか
 ♪ なったなったなった 兵隊さんが片輪に
 ♪ なってまた見らりょか ブーラブラ



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Last updated  2004.06.12 20:03:56
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