サン・パイは壁の毛沢東ポスターをちらりと見て、妙なことを言います。
「戦争は悪いものではない。人口を減らしてくれる。地球上には戦争を自由に浮かべておけばいいんだ」
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In my mind's eye, I saw blood being splattered and spilled. Whatever he was getting at, I didn't believe like that. "Does you consience bother you? It doesn't matter, a man's consience is useless, clear or guilty, a live man's is anyway." This conscience stuff would stick in my mind.
僕の心の目には、血が跳ね飛ばされてあふれ流れるのが見えた。彼が何を言いたいのであれ、僕にはそんなことは信じられなかった。「良心が痛む? そんなものはどうでもいい。人の良心なんて、何の役にも立たない。清らかだろうが、罪深かろうが、生きている人間の良心なんてのはとにかくそんなもんだ。」この良心の話は、ずっと僕の心にひっかかている。
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こうしてみると、ディランは真っ直ぐな、良心の人なんですね。
学生時代に私が出会った自称インテリたちは、どうにもひねくれまくった、良心のかけらもない奴が多かったのを思い出します。
Googleで検索したら、京都大学歴史研究会の方の論文がヒットしました。
「人口論」というのは、まゆつばなものが多いように思います。
→中国の人口問題
ディランは一つ買い物をすることにします。
前に出てきた「世界一のおじいちゃん(WORLD'S GREATEST GRANPA)」というバンパー用ステッカーです。
数年でおじいちゃんになるからというようなことを書いています。
それも、1ダースぐらい必要になるぞと。
あらら、ディランったら。
サン・パイはお金を受け取ろうとしませんでした。
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"Get everything you need, then?" he asked.
"Yeah, but I need some more," I said.
「必要なものはみんな揃ったのかね」と、彼は尋ねた。
「ああ、でももっともらってもいいね」と、僕は言った。
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ただいまp.209です。
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