幻泉館日録@楽天

2006/08/26(土)00:10

いくやまいまい

テレビ(525)

いくやまいまいおやいかさかさ。 イクヤマイマイオヤイカサカサ。 明治時代の歴代内閣を、こんなふうに覚えた。 それぞれどんなことをやったのか学習して、まあ確認みたいなものだ。 大正・昭和もこんなふうに覚えたのだが、田中内閣の日中国交回復あたりで受験勉強としては終わり。 ロッキード事件のドタバタはまさに同時代のできごとだった。 田中以降だとこうなる。 たみふおすなたうかみほはむはおもこ。 タミフオスナタウカミホハムハオモコ。 うう、覚えにくい。 こんなにあるのかよ。 内訳はこんなね。 田中角栄 三木武夫 福田赳夫 大平正芳 鈴木善幸 中曽根康弘 竹下登 宇野宗佑 海部俊樹 宮澤喜一 細川護煕 羽田孜 村山富市 橋本龍太郎 小渕恵三 森喜朗 小泉純一郎 次は「あ」なのか? やぁだわ。 ひさしぶりに夜7時のNHKニュースを見る。 延々と自宅に火をつけた少年の詳報をやっている。 そんなに詳しく報道する意味のある事件なんだろうか? きっとNHKには意味があるのだろう。 「学校はそんな少年の心の動きを知らなかった」 知らないよ、そりゃ。 知ってる方がおかしい。 学校に何をやらせるつもりなんだ。 ニュースの基調をそのまま受け入れると、いかにも「今の子供の心は荒廃している」し、「学校はそれに対応できていない」という印象を抱くことになる。 「このままでは日本が壊れていく」という危機感さえ持つかもしれない。 そのために、教育基本法を改悪しようというのだろう。  →文部科学省:教育基本法資料室 簡潔だが、とてもわかりやすい法律だ。 日本国憲法によく似ている。 憲法の子供というべきか。 当然ながら、日本国憲法に不満な輩はこの教育基本法を蛇蝎の如く忌み嫌う。 役人は遵法精神に満ち満ちているのかと思ったら、当の文部科学省も教育基本法が嫌いなようだ。 「日本の伝統・文化の尊重,郷土や国を愛する心と国際社会の一員としての意識の涵養」 「社会の形成に主体的に参画する「公共」の精神,道徳心,自律心の涵養」 中央教育審議会の答申では、だいたい振り仮名を付けて「涵養」なんて言葉を遣っているところがいかがわしい。 文部科学省の自己矛盾である。 放火に関して言えば、加藤紘一氏の実家と事務所への放火の方がずっと重要だろう。 これこそがテロである。 犯人の売名行為であるから無視する部分もあって良いのだが、しかし、ブッシュやコイズミは、断固としてテロリズムと戦うのではなかっただろうか。

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