9668428 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

幻泉館日録@楽天

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

幻泉館 主人

幻泉館 主人

Freepage List

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

Comments

katori@ Re:The Philosophy of Modern Song(03/11) お元気ですか? いつも6月になるとwish…
sonohanasakumade@ Re:訪問診療(04/2) クロ現で 沢木耕太郎さんのインタビュー…
chappi-chappi@ Re:ギターというモノ/ギタリストというヒト(12/26) おこんばんは。 新しいプロバイダーさん…
幻泉館 主人@ Re[1]:訪問診療(04/20) sonohanasakuadeさん、こんにちは♪ 母は…

Category

Favorite Blog

NHK夜ドラ「VRおじさ… New! まいか。さん

『人間の未来 AIの未… New! Mドングリさん

久しぶりすぎる近況 Dr.悠々さん

清明(シーミー)でお… 穴沢ジョージさん

じゆうたく考【既存… シェフ・オオシマさん

でろれん日乗 でろりさん
夜間飛行へ・・・ 夜間飛行さん
remi's room remi10さん
デパ地下グルメ @キララさん
Now Wait For Last Y… コブラクローさん

Recent Posts

2007.01.20
XML
カテゴリ:反戦歌史抄


また頭の中のメモをまとめておこう。
ニール・ヤングのアルバムを聴きながらそう思った。

反戦歌。
私の場合、今の日本ではソウルフラワー以外に思い浮かばない。
今こそ必要なのにな。

どこかからかっぱらってきたものに商標付けて高く売るのがアーティスト様か。
社団法人日本音楽著作権協会JASRACはあんたたちの味方なんだろう。
ニール・ヤングは放送禁止措置を考慮して、まずネットで全曲を公開したんだぞ。

反戦歌の歴史を語るなら、まず今のことだ。
今、自分がいるところ。
そこから話は始まる。

残念なことに安倍首相の嘘をではなくて、ブッシュ大統領の嘘を告発するアルバムからだ。
2006年、60歳だったニール・ヤングが発表した『戦争と生きる(Living With War)』。

 →Neil Young - Living With War [全歌詞&日本語訳詞]

 →Living With War Today [neilyoung.com]

 →MySpace - Neil Young

 →Neil Young Lyrics - “Living With War”

自身のアコースティック・リバイバルとも言うべき2005年の"Prairie Wind"。
懐かしい生音と肉声が中心となったこのアルバムは、ニール・ヤングの傑作となるのかと思った。
ところがそれから半年ほど経って、反ブッシュを全面に押し出した反戦アルバムを発表した。
ブッシュのインチキ演説を引用して、嘘をつくなと呼びかける、この真剣さと滑稽さ。
これはおもしろい。

年末には、DVDと原音バージョンをセットにした限定セットも出たようだ。

 Neil Young / Living with War (w/DVD) (CD)

Living with War
1. After the Garden
2. Living With War
3. The Restless Consumer
4. Shock and Awe
5. Families
6. Flags of Freedom
7. Let's Impeach the President
8. Lookin' for a Leader
9. Roger and Out
10. America the Beautiful


以前にも書いたが、「自由の旗(Flags Of Freedom)」はボブ・ディラン「風に吹かれて(Blowin' in the Wind)」へのアンサー・ソングだ。

 →幻泉館日録:自由の旗

----------------------------------------------
 ♪ Today's the day our younger son
 ♪ Is going off to war

   今日は私たちの下の息子が
   戦場に行く日
----------------------------------------------

出征兵士を見送るために、大通りには旗がはためている。
風に吹かれて。
それは自由の旗。

----------------------------------------------
 ♪ Sister has her headphones on
 ♪ She hears the music blasting
 ♪ She sees her brother marchin' by
 ♪ Their bond is everlasting
 ♪ Listening to Bob Dylan singin' in 1963
 ♪ Watching the flags of freedom flyin'

   妹はヘッドフォンを耳に
   音楽を大音量で聴いている
   兄が行進していくのが見える
   二人の絆は永遠だ
   1963年にボブ・ディランが歌っているのを聴きながら
   自由の旗がはためくのを眺めている
----------------------------------------------

愚かな戦争のために、兄は死ぬのだろう。
自由の旗のために死ぬのだろう。
アメリカ合州国の国歌「星条旗(The Star-Spangled Banner)」は、繰り返して歌う。

----------------------------------------------
 ♪ And the star-spangled banner in triumph shall wave
 ♪ O'er the land of the free and the home of the brave!

   そして星を散りばめた揚々たる旗よ、たなびけ
   自由なる大地と、勇者の故郷の上に
----------------------------------------------

星条旗は自由の旗のはずなのだ。
だが、実際はブッシュの嘘で固められたインチキな「自由の旗」だ。
「不安な消費者(The Restless Consumer)」の中でニール・ヤングは歌う。

----------------------------------------------
 ♪ Don't want no damned Jihad

   聖戦なんて要らない
----------------------------------------------

ニール・ヤングの歌では、風に吹かれているのはいつまでも戦争を続けるアメリカ合州国の国旗だった。
湾岸戦争の際に「風に吹かれて」を歌った時、彼の心の中には星条旗がたなびいていたのだろう。

この項続く。

BlogPet 9条を殺すな!

www.iraqbodycount.orgwww.iraqbodycount.org
www.iraqbodycount.org

幻泉館 リンク用バナー





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.01.20 04:57:48
コメント(17) | コメントを書く
[反戦歌史抄] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


Re:戦争と生きる 反戦歌史抄 #1(01/20)   chappi-chappi さん
おはようございます。

40年前、ディランさんがHow many flowers ~
と歌ったときと、状況がまったく変わっていないのがよくわかります。
愚かなプライドのために戦争をしかけ続けてきた
あの国の歴史がよくわかります。
ぬらりひょん助たちが後を追おうとしている。
綱引、負けられませぬな。
(2007.01.20 09:14:08)

Re:戦争と生きる 反戦歌史抄 #1   ミチル さん
幻泉館さんこんにちは、ロバ使い修行中のミチルです、いつも楽しみに拝読させていただいてます、毎日の糧のように力をもらっています。今日はニール君!わたくし30年前ハズカシイくらいのファンでしたの~。しかし以後ジャズに移行しましてニール君は封印…今日こちら拝見してたまたま銀座出たので山野楽器で買っちゃいましたよこのアルバム!30年ぶりに封印をときました、あわわわわ(笑)これからも楽しみにしてますね! (2007.01.20 19:13:01)

Re[1]:戦争と生きる 反戦歌史抄 #1(01/20)   幻泉館 主人 さん
chappi-chappiさん、こんばんまけられませんわ~♪

>40年前、ディランさんがHow many flowers ~
>と歌ったときと、状況がまったく変わっていないのがよくわかります。
>愚かなプライドのために戦争をしかけ続けてきた
>あの国の歴史がよくわかります。
>ぬらりひょん助たちが後を追おうとしている。
>綱引、負けられませぬな。

金儲けのために戦争をさせてる人たちがいるんですわね。
そんなやつらにだまされてはいかんよなぁ。

勝ちますよ♪

(2007.01.21 00:56:17)

Re[1]:戦争と生きる 反戦歌史抄 #1(01/20)   幻泉館 主人 さん
ミチルさん、こんばんは♪

おお、散財させてしまいましたね。
でも、ニール・ヤングとっつぁん、いいですよ。
ずっとがんばっててほしいものです。

私もずっと聴き続けていたわけではありません。
でも、80年代はディランよりよく聴いたかな。

(2007.01.21 00:59:03)

Re:戦争と生きる 反戦歌史抄 #1(01/20)   夏見還 さん
こんばんは♪

日本では、ソウルフラワーのような曲がもっと聴かれないとね。
メジャーの契約を切られてしまったけど。

星の旗も弁当の旗も逆風で吹き飛ばされてしまえばいいですね。
(2007.01.21 01:29:00)

Re[1]:戦争と生きる 反戦歌史抄 #1(01/20)   幻泉館 主人 さん
夏見還さん、こんばんは♪

>日本では、ソウルフラワーのような曲がもっと聴かれないとね。
>メジャーの契約を切られてしまったけど。

う~ん、残念な状況ですね。

>星の旗も弁当の旗も逆風で吹き飛ばされてしまえばいいですね。

弁当の旗に少し悩みました。
梅干しが真ん中に入ってるやつね。

(2007.01.21 01:35:29)

Re[2]:戦争と生きる 反戦歌史抄 #1(01/20)   はんな さん
>>日本では、ソウルフラワーのような曲がもっと聴かれないとね。
>>メジャーの契約を切られてしまったけど。

>う~ん、残念な状況ですね。

ソウル・フラワー、1999年にインディーに舞い戻って、ますますパワー・アップした活動をしていますよ!
(2007.02.03 01:14:29)

Re[3]:戦争と生きる 反戦歌史抄 #1(01/20)   幻泉館 主人 さん
はんなさん、こんばんは♪

>ソウル・フラワー、1999年にインディーに舞い戻って、ますますパワー・アップした活動をしていますよ!

ええ、がんばってますね。

アメリカの音楽産業は、それでも反体制を貫いてきた人たちが活動できる余地が大手レーベルにもあるようです。
ニッポンでは、大手が金儲けだけになってしまったのは寂しい状況だと思います。

(2007.02.03 01:38:03)

高橋和巳 ジャクソン・ブラウン つげ義春   御影暢雄 さん
偶然こちらの掲示板に迷い込みました。高橋和巳、JACKSONE BROWNEの1stアルバムの写真の壁紙、つげ義春「ゲンセン館の主人」と、私の魂の琴線にいたく触れるテーマが目に入り思わず筆を取りました。NEIL YOUNGは大阪に大昔(1975年頃)来た時に聴きに行きました。神経質でマイペースなミュージシャンだったですね。私の行きつけのブログは「未来の小林多喜二」です。こちらも家主さん、お越しください。 (2007.04.29 21:56:43)

Re:高橋和巳 ジャクソン・ブラウン つげ義春(01/20)   幻泉館 主人 さん
御影暢雄さん、こんばんは♪

ご来館ありがとうございます。
ニール・ヤングの来日コンサートにいらしてるんですか。
いいですね。
私はディランの来日公演は行けましたが、ニール・ヤングはまだなんです。
いつか行きたいと思っています。

(2007.04.29 22:44:35)

Re[1]:高橋和巳 ジャクソン・ブラウン つげ義春(01/20)   御影暢雄 さん
幻泉館 主人さん
>御影暢雄さん、こんばんは♪

>ご来館ありがとうございます。
>ニール・ヤングの来日コンサートにいらしてるんですか。
>いいですね。
>私はディランの来日公演は行けましたが、ニール・ヤングはまだなんです。
>いつか行きたいと思っています。
-----
ジャクソン・ブラウンも昭和50年代半ばに大阪府立体育館でのコンサートへ行きました。OPENINGが「RUNNING ON EMPTY」、LASTが「LOAD OUT-STAY」で、アンコールが「TAKE IT EASY」でした。「FOR EVERYMAN」を歌う前に、「この歌は私のBROTHERが兵隊に行った時にに作った歌です。」とコメントしたのを覚えています。
DAVID LINDLEYが素敵な演奏をしていましたが、彼はGRAHAM NASH & DAVID CROSBYのバックミュージシャンとして来日・演奏していたのをその何年か前に見ていました。GRAHAM NASHの「SIMPLE MAN」でフィデルをひいていたのをよく覚えています。ところで家主さんの名前はつげ義春「ゲンセン館の主人」を意識されてのことでしょうか。私の21歳のときの同作品の衝撃は、泣きたいくらい深かったのを思い出します。つらい青春を送ったものでないとわからない作品だと今でも思っています。 (2007.04.29 23:03:57)

LIKE A ROLLING STONE   御影暢雄 さん
私も高校生のときにボブ・ディランはLPレコードが擦り切れるくらいよく聞きました。高石ともやがわが高校に歌いに来た時、「ボブ・ディランは日本から生まれない、天才的な歌手で、その最たる曲が”ITS HARD RAIN GONNA FALL(今日も冷たい雨が)”」と語っていました。今にして思えば同曲は、聖書の黙示録をベースにした歌ではないかと思っています。同曲のフレーズに、「死刑執行人の顔はいつも隠されている。」とありますが、これはケネディ兄弟暗殺をいみしているのかなと最近、ひらめきました。 (2007.04.29 23:16:26)

Re:LIKE A ROLLING STONE(01/20)   幻泉館 主人 さん
御影暢雄さん、こんばんは♪

デヴィッド・リンドレー、いいですねえ。
私もスチールギターを弾いてみたいなあと思っています。

ハンドル幻泉館主人は、もちろんつげ義春さんのマンガからいただいたものです。

http://plaza.rakuten.co.jp/gensenkan/diary/200309200000/

(2007.04.30 00:10:29)

ブレッド&ローゼズ・コンサート   御影暢雄 さん
昔、京都駅の地下街をあるいていた時、JACKSONE BROWNEが「FOR EVERYMAN」を弾き語りで歌っているのを耳にしました。後にそれは「ブレッド&ローゼズ」という、全米の刑務所収容者向けのコンサートのライブだと知りましたが、すでにそのLPは絶版になっていました。神戸で震災にあったあと、復興しつつあった本町の中古音楽ショップで、音楽教授のような店主にそのLPを捜していると話すと、CDならありますよと言われ、狂喜しました。CDで聞くと、DAVID LINDLEYがフィデルでサポートしていました。家主さんはこのライブ、ご存知ですか?JACKSONE BROWNEが日本でのコンサートで、「BEFORE THE DELUGE」を歌ったとき、スクリーンにアジア・アフリカの難民キャンプの子供達の写真が写しだされました。彼も宮沢賢治と同じヒューマニズムの尊さを訴えているのを知り、とってもうれしくなりました。今日本では大切な憲法を変えて、アメリカへの戦争協力をできる国に変えようとする動きがあります。音楽の力で平和を守り憲法を守っていきたいと私は願っています。そして宮沢賢治・小林多喜二のスピリットを若い人たちに伝えていくことをライフワークとして考えています。 (2007.04.30 09:52:20)

Re:ブレッド&ローゼズ・コンサート(01/20)   幻泉館 主人 さん
御影暢雄さん、こんにちは♪

このCDのことはなんとなく知っていました。
アマゾンで検索したら、輸入盤が1632円(悪税込み)で買えますね。
とても良さそうです。

http://www.breadandroses.org/

ジャクソン・ブラウンはNo Nukesでおなじみでした。
ニール・ヤングやジャクソン・ブラウンはこういう活動に熱心ですね。

(2007.04.30 11:06:43)

お化けーDAVID LINDLEYのアルバム   御影暢雄 さん
 ブレッド&ローゼズの「FOR EVERYMAN」のDAVID LINDLEYはフィデルでなく生ギターでした。アルペジオですごく正確なリズムを刻んでいるので、アメリカの超一MUSICIANの凄さを感じます。この書き込みをしていて、彼のLP「化け物」を昔買ったのを思い出し、倉庫からそのLPを引っ張り出してきました。骨董品的価値があるかもしれませんね。「ブレッドー」のアルバム2ではGRAHAM NASHがJOEL BERNSTEIN/DACID CROSBYと「POWER]を歌っていますね。またMILITARY MADNESSをDAVIDと歌っています。これも反戦歌だと思います。 (2007.05.01 13:41:40)

Re:お化けーDAVID LINDLEYのアルバム(01/20)   幻泉館 主人 さん
御影暢雄さん、こんばんは♪

「化け物」
このアルバムも邦盤はもう出てないみたいですね。
日本の音楽業界、コバンザメならコバンザメらしく、ちゃんと出し続けてくれないと。

ま、安い輸入盤が買えるから邦盤なんてどうでもいいのか。

(2007.05.02 02:16:33)


© Rakuten Group, Inc.