修学旅行で見かけたD51

昨日の写真は、私が高校（2年）の修学旅行で撮影した１カットでしたが、本日も、それの関連ネタで、九州から帰阪途中、山陽本線のとある駅で撮影した貨物の入換えに精を出すD51です。場所が不明なのが残念です。 高校に入学して写真部に入り、おかげで写真に対する興味と撮影対象の幅は広がったのですが、中学生のときのように鉄道オンリーという感じではなくなっていました。ですから、このときも、すでに自分の中では「鉄」気分が減少しかけており、蒸気機関車を久しぶりに見た気がしましたので、興奮しながら撮影したことを覚えています。 手元に残っているベタ焼きやネガケースに書き残しているデータを見てみると、撮影したのは1972（昭和47）年10月30日のことで、どうやらこの写真が私の「鉄人生」の中で、現役蒸機を撮影したほぼ最後ともいえるカットのようなのです（もしかすると、これ以降にも当時、盛んに行われたイベント列車のようなものを撮っているかもしれませんが）。偶然見かけた機関車を撮影したのが現役蒸機を撮影したラストというのが、何とも寂しい限りです。