2008/06/11(水)06:59
「ワイドビューひだ」と禅昌寺
高山本線を北上する旅を続けましょう。下呂を通り過ぎて目に留まったのが禅昌寺というお寺でした。こんなときでもなければ訪れることはないので、ちょっと寄り道をして参詣させてもらうことにしました。
お寺に近づいていくと、計ったように踏切の警報機が鳴り始めました。向こうに見える桧皮葺の鐘楼が何とも良い雰囲気を出しています。やってきたステンレスボディの「ワイドビューひだ」と組み合わせることにしました。
禅昌寺は創建が平安時代で、戦国時代に再興されて以来「天下の名刹」として宋様式の伽藍の威容を誇っています。境内には樹齢1200年、樹高40m、幹周12m、国指定の天然記念物となっている大杉がそびえているほか、名勝指定の庭園「萬歳洞」や雪舟筆の「大達磨像」などを見ることができます。妻と2人でしばし、これらの名品を愛でさせてもらいました。