ブログ「鉄道幻灯館」

2016/03/25(金)07:30

SL3台勢ぞろいの汽笛合奏

蒸気機関車(日本)(356)

黄色いトーマス客車を従えたC10が崎平の鉄橋を通過したあとは、すばやく撤収して千頭駅に向かいます。すでに東京の盟友たちは、3台並びの撮影会で良いポジションを獲得するため、C10かわね路号の走行シーン撮影を捨て、千頭駅でスタンバイしているようです。 千頭駅構内では品川530さんと出会いました。わたくしが千頭駅に入場するのは初めての経験です。そのため、構内を歩きながら、邪魔になる架線柱を避けるとなるとこのあたりかな、と思って立ち止まった、まさしくその場所に品川530さんが立っていたのです。さすがは、我が畏友。 黄色いトーマス客車から切り離されたC10が、予定した時刻から少し遅れてお立ち台に上がりました。周囲からは怒涛のようなシャッター音が聞こえてきます。以前なら適当な方向へ向けてシャッターを切らなければならなかったのですが、今やほとんどのカメラにライブビューという便利な機能がついているため、ファインダーをのぞかなくても、それなりのアングルで撮影ができます。わたくしもライブビューを利用しながらギャラリーの間からカメラを突き出し、シャッターを切りました。 3台並びの撮影会は、まずSLフェスタのヘッドマークがついた状態で数分間、そのあとヘッドマークを外して数分間というスケジュールで進められました。もともと撮影タイムは10分間だけだったので、居並ぶギャラリーが押しくらまんじゅうをするのも、当然と言えば当然のことだったのです。そして、ヘッドマーク付き、なし、それぞれに、3台が同時に汽笛を鳴らすという趣向が凝らされました。 最初は、3台並びは撮れなくてもいいや、と思っていたのですが、実際に迫力満点の汽笛合奏を聞くと、やはりこの場所に来てよかったと思いました。 撮影地:大井川鐡道千頭駅 今日3月25日は、電気記念日、歯茎の日、散歩にゴーの日だそうです。

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