ブログ「鉄道幻灯館」

山陰コース初日の「瑞風」は、城崎温泉駅で乗客を下ろしたあと、城崎温泉駅と豊岡駅との間を回送列車として往復することになっています。おそらく定期列車の運行の都合上、乗客が城崎温泉観光を楽しんでいる間、「瑞風」を城崎温泉駅に留置することができないための措置だと想像されます。

豊岡駅に向けて回送される列車を狙うため、和田山での撮影後、追いかけました。当初は円山川を入れたアングルを想定していたのですが、撮影ポイントの近くでかなり大規模な道路工事が行われており、撮影できなくなっていました。仕方がないのでポイントを探しながら豊岡方向へ移動したのですが、城崎温泉駅と豊岡駅の間には撮影スポットがほとんどなく、折角追いかけてきた努力も報われないのか、と思った矢先、前方に色づき始めたイチョウの大木が見えました。

そうだ、以前、「ありがとう381系国鉄色」をこのイチョウと組み合わせて撮ったことがある。そのことを思い出し、近くへ行ってみました。何とかコラボさせられそうです。現在（11/21）はすでに全体が黄色になっているか、もしかすると散り始めているかもしれませんが、このときは緑と黄色の葉が交じり合った状態でした。今年6月から走り始めた「瑞風」にとっては初めての秋景色です。

撮影地：山陰本線玄武洞～豊岡

今日11月21日は、関西鉄道会社で客車の外側に塗装を施して等級を区別しはじめた日(1896年)、世界テレビ・デー、世界ハロー・デー、歌舞伎座開業記念日、早慶戦の日、インターネット記念日、フライドチキンの日、かきフライの日、任天堂の日だそうです。