柿の木と「代行EL急行」
大井川鉄道を訪ねた日、川根温泉笹間渡駅まで往復する列車は、本来なら下り列車の先頭にトーマス号がつく予定で、それも楽しみの一つにしていたのですが、残念ながら機関車の不調ということで、編成の前後に電気機関車がつく「代行EL急行」として運転されました。 大井川鉄道は大まかに南北に敷設されていますので往路、先頭の機関車の正面は陰ってしまいがちです。そのため、機関車にきれいに光が当たる状態で撮ろうとすると、必然的に復路の編成を狙うことになります。 茶畑の中にある有名ポイントでスタンバイすることにしましたが、周囲を見ると畑のそばに大きな柿の木があるのに気づきました。柿は「隔年結実」といって、実りが多い年(表年)と少ない年(裏年)を交互に繰り返す植物で、今年は豊作の表年です。茶畑そばの巨木もたくさんの実をつけていました。 そこで、その柿の木を画面に入れ、お茶の畑と組み合わせて大井川鉄道らしいワンカットにしました。