|
カテゴリ:こころの処方箋
布施 ふせ ほどこす
人のために惜しみなく何か善いことをする。善行には有形と無形のものがあります。有形のものを財施といいます。お金や品物などを施す場合です。 無形のものは、 ● 知識や教えなどの法施● 明るく優しい顔で接する眼施・顔施● 温かい言葉をかける言施● 恐怖心を取り除き穏やかな心を与える無畏施● 何かをお手伝いする身施● 善い行いをほめる心施● 場所を提供する座施・舍施、などがあります。 施しは、施す者、施しを受ける者、施すもの、すべてが清らかでなければいけません。欲張りのない心での行いを施しといいます。あえて善行として行うとか、返礼を期待してはいけません。また受ける側もそれ以上を望んだり、くり返されることを期待してはいけません。 持戒 じかい つつしむ 本分を忘れずにルールを守った生き方で、人間らしく生活することです。自分勝手に生きるのではなく、互いに相手のことを考えながら、仲良くゆずりあっていく生活です。 忍辱 にんにく しのぶ 悲しいことや辛いことがあっても、落ち込まないで頑張ることです。物事の本質をしっかりとおさえて、時には犠牲的精神を持って困難に耐えることです。 精進 しょうじん はげむ まずは最善をつくして努力すること。良い結果が得られても、それにおごらず、さらに向上心を持って継続することです。 禅定 ぜんじょう 心身を静める 心を落ち着けて動揺しないこと。どんな場面でも心を平静に保ち、雰囲気に流されないことです。 智慧 ちえ 学ぶ 真理を見きわめ、真実の認識力を得ること。人は誰でも生まれながらにして仏様と同様の心を持っています。欲望が強くなると、単なる知識だけで物事を考えるようになります。知識ではなく智慧の心を以て考えることです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月29日 12時30分53秒
コメント(0) | コメントを書く |