2007/11/12(月)23:14
厳しい老後
定年は60歳で再雇用は会社が判断する。
客観的な基準なんていうけど実質は会社の一存だ。だから60歳から65歳までの生活設計は最悪のことを考えておかなければならない。
退職金と貯蓄を切り崩して行く。退職金は家のローンを完済するのに1300万円目減りしている。さらに夫婦の基礎年金を満額にするのに250万円を前払いしなければならない。
これらを退職金から差し引いた残額と貯金を生活費に当てる。
子供が成人したあと何年間かは生活費を切り詰めてすべて貯蓄すればある程度溜まる。
夫婦で月15万円で生活するとすれば60歳から65歳の5年間で900万円。
もしここで収入がゼロなら退職金の残額と貯蓄の相当部分を使い果たすことになる。
法制度が変わって定年65歳完全義務化または定年撤廃が実現すればこんな悩みは解消されるのだが…。いずれにせよ「健康」であることは生活設計の大前提である。
それにしても「ロスチャイルド家」や「アメリカの経済支配者たち」に出てくる富豪たちの生活と比べるとアホみたいな話である。
ロスチャイルドと悪魔の契約を結んだ長州藩の浅知恵も悲しいが、悪魔と手を結ぶんでなく、同朋を健全な消費者に育てるために全力を尽くせば、悪魔に利用され、すべてを失う愚を避けることができる。
生活第一。市場原理主義はダメだ。