闘魂 サバイバル生活者のブログ

2007/12/31(月)23:50

いよいよ08年

息抜き(27)

きまぐれな日々のネットに横行する「トンデモ」や「陰謀論」を批判するが痛い。 確かに、トンデモや陰謀論にはコミットできないと理性ではわかっていても気持ちが引き込まれてしまう魔力がある。 ケムトレイルやHAARPも怪しいものだし、ユダヤ金融資本や武器商人が政治を取り込むプロセスも不確かだ。 米国がドル決済をやめたフセインをドル防衛のために攻撃したというのも確証はない。 また、マスコミが年次改革要望書を全く取り上げない理由もわからないし、アヘンつながりの香港金融マフィアの話や日本の暴力団と自民党の癒着など闇情報なんてまったく根拠がないのかも知れない。 しかし、あっさりと全否定するのは簡単だが、すくい上げて検証する姿勢だって大切だと思う。 ただし、実際、真偽の切り分けはむずかしいし、余裕や能力がない庶民の手では無理なんだろうとは思う。 が、そういう作業が必要だというニーズがあることを示す意味はある。 役人だったら「様々な要因がある」と無難に言うところだが、匿名のブログにまで、それを要求するのは筋違いのような気がする。 トンデモ・陰謀論、大いに結構、だってネットは海のようなものだし、広い海にはなにがあるかはわからない。数ある怪しい情報の海をうまくサーフィンするリテラシーは経験によって獲得するしかない。 逆に、こわいのは海を管理し、無毒化しようとする思想だと思う。そんなわけで、ネット規制に繋がるような管理的な発想には反対です。かのニュートンだって錬金術師だったわけでして…。 姿勢としての決定論=予定調和には夢がなく、ニヒリズムに陥りそうだ。排除の根拠が弱いし、善導する傲慢な啓蒙主義はエリーティズムだと思う。 そんなわけで07年も終わりに近づきつつありますが、きまぐれな日々さんの問題提起ももっともではあるし、つまり、陥穽(ドツボ)にはまってしまう危険(遭難?)に対する注意は必要だというのは賛成ですが、極端に走るのはこれまた行き過ぎだと思う。 個人的には、注意喚起に応える意味でも、自戒を込めて慎重に行きたいと思います。 最後に、反ロスチャ同盟の関連サイトにあったガンジーの墓碑銘を記して、07年のくくりとしたいと思います。 7つの社会的罪  Seven Social Sins 1.理念なき政治 Politics without Principles 2.労働なき富  Wealth without Work 3.良心なき快楽 Pleasure without Conscience 4.人格なき学識 Knowledge without Character 5.道徳なき商業 Commerece without Morality 6.人間性なき科学 Science without Humanity 7.献身なき宗教 Worship without Sacrifice わたしは、商業(工業)に労働者として身を置くものですが、この言葉を噛み締めながら、08年を迎えたいと思います。がんばるぞ。(常に前進。です)

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