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カテゴリ:Georgeくん
GeorgeくんはHillside Schoolという、自閉症のスペシャル・スクールに通っている。
義務教育が始まったころ、1年間、自閉症の専門のAssistant Teacher(日本では加配というのだろうか?)をつけてもらって(これはその時、LUFAPーLancashire Under Five Autism Programにサポートしてもらえていたから。)一般校通っていた。 しかし、このLUFAPでお世話になる期間が終了となり、同時にAssistant Teacherも変更となる時、新しいAssistant Teacherは必ずしも自閉症の専門ではなくなる。ということで、転校を決意した。 私たち親は、Georgeに合った教育を受けさせたいのであって、Managementして欲しいわけじゃない。 こんな気持ちから、学年が変わる半年前から、近辺にあるスペシャル・スクール(養護学校)を訪問し、環境が一番適してると思われた、自閉症だけのスペシャル・スクールである、Hillside Schoolを選択した。 ここは、全校生徒4歳から16歳まで一クラス6人程度。合計60人しかいない。Lancashireで唯一の公立の自閉症スペシャル・スクール。よって、入学するのは、かなり難しい。といっても、もちろんテストではいる訳ではない。(^^) まさに、タイミング!が問題なのだ。 とくにGeorgeの場合、途中入学なので、さらに厄介であった。すでにお世話になっている、自閉症の専門の先生に推薦状(いかにGeorgeがこの学校にあった生徒か。障害の状況がである。)をいただき、最終的に決定権を持つお役所に、旦那が親の希望を手紙で送り、何度となく確認の電話を入れる。(ペーパーワークにとても時間のかかる国なのである。) そして、2度にわたり学校を訪問した。結果、ラッキーにもGeorgeのクラスに空きが出たとのこと。めでたく転校が許可となった。 *** 朝、8時半にタクシーが迎えに来てくれる。タクシーにはうちの近辺に住む、2人の子供さんと専任のエスコートが一人ついてくれる。 学校では、ありとあらゆるところに、写真で情報が知らされ、クラスでは一人一人の顔写真とともに時間割が、写真や絵で記されている。視覚から入る情報なので、子供たちには、とても解りやすい。 とにかく、少人数なので校内はとても静か。6人クラスで、子供2人につき、担当の先生が1人ついてくれる。細かいところまで、目が行き届くので、親としても、本当にありがたい。 親とのコミュニケーションを円滑に図るため、連絡帳が用意されている。どんな些細なことでも、書き込めるし、逆に先生から子供たちの様子が知らされてくる。(いつも良い子のようで、とても信じがたいと思っているのだが・・・(-_-;))おまけに英語なので細かくたくさんは書けない・・・(-_-;) 学校の中だけでなく、頻繁に子供たちを外に連れ出してくれる。動物園や、公園、その帰りにお店に寄らせてスィートを購入したり、マクドナルドで食事もさせてくれる。できるだけ社会生活に慣らそうという目的なのだと思う。 スイミングにも2週に1度くらいの割合で、連れて行ってくれる。Georgeは大喜び!(^^♪ 親にも、時々「Coffee Morning」という、親の集いをもうけてくれて、学校にこれる親は、集まって、文字どうりお茶しながら、日ごろの出来事を話し合ったり、子供の悩みについてアイディアを出し合ったり、情報交換の場として、活用できる。気のせいか、いつもよりおとなしい私・・・そりゃだって、みんな英語でまくし立てるんだもん・・・((+_+)) 私たちも、同じような状況の親御さんと出会えて、目からうろこの情報もたくさん得ることができた。 こんなにいたれり、つくせりの学校が、公立なので無料です。こんなところはイギリスの制度に感謝したい。しかし・・・税金が収入の1/3だから、かなり厳しい!(>_<) Georgeは、明日もActivityで障害児用の屋内遊技場&マクドナルドのランチに出かけるらしい。きっとご機嫌で帰ってくることだろう。母は、お弁当を作らなくて済むのでラッキー(*^^)v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 2, 2006 09:05:31 AM
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