アブラボウズ料理
アブラボウズ(Skilfish. Blackcod)土佐湾のアコウダイ狙いで釣れました。船頭もビックリの珍外道。全身ブリトロ状態です。バラムツやアブラソコムツの情報と入り乱れている感がありますが、食べ過ぎるとお腹にくるらしいです。一食分は刺身で60gまでだとか。。。アブラボウズの刺身4切れとって重さをはかってみたら80gあった。一日3切れまでか。。。捌いているときから分かり切っていたことですが、ものすごい脂です。the 脂!!脂のうま味満開ですが、脂のうま味のみです。脂 only!!2切れで満足できます。脂でワサビが打ち消されます。代わりに柚子胡椒が合います。アブラボウズのにぎり寿司酢飯で脂の強さが緩和されるのか?刺身より全然たべやすい。アブラボウズ鍋フワフワで、そっと持ち上げないと崩れてしまう。火を通したら肉の味が感じられるようになった。溶け出た脂で白菜がクタクタになる。これはこれでうまいよね。昔はクエの代用魚だったとか?う~ん、残念ながら全くの別物ですわ。キリッアブラボウズの兜焼き頭とカマはたっぷり食塩を振ってオーブンで焼いてみました。頭・カマの塩焼き。唯一ホホ肉だけが筋肉って感じ。他の部位は全てがブリカマの大トロの部分って感じです。アブラボウズは焼き物が一番合っているんじゃないかしら。しょうゆ:みりん=1:1に漬け込んで、味醂干しにしてみました。ゴマをまぶしすぎたのはさておき、、、これいいね!ブリの照り焼きになりました。じっくり焼けば、干しているのに自身の脂がにじみ出てきてこんがり焼けます。強火厳禁!黒焦げになるよ。アブラボウズの西京焼き白味噌・酒・砂糖で西京漬けにしてみました。真空パックにして冷凍保存します。自然解凍して味噌を洗い流して西京焼きに。これ美味い!にじみ出てくる脂が半端ないので、グリルがえらいことになります。アブラボウズのすまし汁粗をすまし汁に。下処理は霜降りにしましたが、炙ったほうが香ばしさがでて良かったかも?アブラボウズのフライ脂は油で征す!何を使ってもだいたい美味い、素材の個性を台無しにする調理法だと思っております。揚げすぎてもジューシーな仕上がり。何か悔しいですが、文句なく美味しいです。