Philosophenweg

2005/05/25(水)06:39

初めての予防接種

からだのこと(55)

ドイツでの予防接種は、集団接種はなくて全部個別。1週間前に小児科医に電話で予約して、いざ出陣ー。旦那も仕事を抜け出してくれて、抱っこホルダーでバスに乗っていく。  待合室はおもちゃが一杯。ブロックとか車とか、やってくる子供達は廊下で車を乗り回している。当然の事ながら、病気の子が受診する日と、検診や予防接種などで受診する日が分かれてるらしい。ってことは、急に病気になっても診てもらえない日もあるって事かな?んーその辺はよく分からない。  さて、予約はしてあったけど、やっぱり時間には診てもらえない。そして30分ほどしてどこからともなくドクター現る。チビは家じゃないところにいるのが分かるのか、妙にご機嫌。診察台で診察を受ける段になってもご機嫌で、聴診器を持ったドクターにもにっこり~。こういう事は珍しいのか、ドクターも”Oh, hi~”とびっくりした様子。  あんた、これから痛い目に遭うのに微笑みかけるとは大物だ。  接種内容は、6種混合。ジフテリア・破傷風・百日咳・ポリオ・B型肝炎、そしてB型ヘモフィラス・インフルエンザ(髄膜炎が主な症状)。(最後の2つは日本ではやらない。その代わり日本脳炎とかないしな。)副作用は、凄く眠ってしまうか、すごくアクティヴになるか、熱が出るかとのこと。  さてさて、私はてっきり注射は腕に打つもんだと思って半袖を着せていったのだが、ドクターは6種が既に混合されているアンプルを注射器に入れて、チビの左太股外側に消毒をした。(ほう~。そんなところに筋注しますか。)その間もチビは私の手をにぎにぎしながらニコニコ。どうなるかなぁと心配してみていると、打たれている間さすがにうんぎゃーと泣いたものの、しばらくするとすぐ泣きやんでけろっとしてる。これには私も旦那もびっくり。どっちかというと私達の方が目に涙たまってたんちゃうんかな?(笑)  心配していた副作用は、やっぱりちょっとだるそう。7時間後くらいから段々と熱が出てきて一度肌着を交換。ぐずぐず言いながらも何とか寝た。ただぐっすり眠れないのか、1時間おきにしんどそうな声を出して目を覚ましてたのがちょっとかわいそうだった。(その都度起こされた私もかわいそうだった!)夜中に授乳しておむつを替えて、でも唸ってるのでガンバレーとあやしていたら、ぶりぶりー!とうんち。そして”にたぁ”と笑うチビ。もうやってられんわぁ~(笑)。  しんどいのを乗り越えて、少しだけイミュナイズされたチビでした。

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