2008/04/11(金)23:08
焼き
人は淋しいものだ。
私的見解に過ぎないが、とくに中年男は淋しいものだ。
男は、その生存に、女ほどの価値もない。
基本的には、いわゆる「群れ」にはオスはひとりいれば良いはずで、
それ以外のオスは基本的には、いてもいなくてもいい、
いわゆる、取るに足らない存在となる。
男の友情などというのも、あったとしても、刹那的なもので、
それに浸り続けられるものでもない。
男にとって、年齢を重ねるとは、
その淋しさに耐え続ける術を見出すことに他ならない。
耐え続ける術は、つまるところ忘却(これには仕事にかまけて多忙というのも含まれる)と忍耐のふたつだけだ。
けっこう、これも、そんなには悪くもないものだ、と思うようになったのは、
焼きが回ったというべきか。。。