アーカイブ

2009/01/23(金)12:07

埋み火に

ひとやすみ(51)

 家に篭り、本などをめくっている。 気分として、散文は受け付け難い。 なので、古い歌集などをめくって、慰みとする。 いくつかの歌に目が留まる。 そんな歌には、今の自分の季節を映す何ごとかが、 おそらく、含まれている。 埋み火に 少し春ある 心地して 夜深き冬を なぐさむるかな   藤原俊成遠山に日の当たりたる枯野かな    高浜虚子

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る