ヨーロッパ風水を学ぶヨーロッパ風水を学ぶ平成17年6月から、ヨーロッパ風水を勉強しています。 勉強といっても、お教室などに通うのは、一日5時間とはいえ、毎日会社に勤めていて、まだ幼稚園前のこどもがいるワーキング・マザーには、ちょっと時間的にも厳しいのです。 インターネットでいろいろ調べました結果、ドイツのダルムシュタットにある大手の通信教育学校の中のコースを取ることにしました。 ここのコースを終了すれば、国家試験はないのですが、ディプロムという肩書きももらえますし、週5時間の勉強時間で、約一年で終了するということなので、無理なくできるかな、というのがキメテでした。 インターネットでのサポートもあるというのも、このご時勢にいいですよね。 申し込みをしてから最初にまず、ガイドブックほか、いろいろなテキストが送られてきます。通信教育の進め方Q&Aなどの一般的なガイドブックのほかに、おめあての風水のテキストがまず3冊。1から3まで順番に勉強をすすめていくのです。 各テキストの最後には、添削問題もついていまして、これを送付して添削してもらわないといけません。点数もしっかりつくのです。 さて、テキスト1巻目。 これは風水概念ともいうべきもので、その発生から歴史などを述べてあります。 日本から取り寄せた書籍等では、実践的なことは載っていますが、あまり歴史、特に中国史との関連などにはあまり触れられていませんよね。 それに、6月、7月は、ドイツは夏の行事が公私共に多く、お勉強できたのは会社への通勤時間だけ。それもテキスト自体がA4サイズ、左右に広げればA3サイズと大きいので、座っていられる時しか勉強できません。 というわけで、けっこう手間取って、2ヶ月もかかってしまいました。 それでも8月1日にはどうやら添削問題を本部に投函できました。 わくわくしながら待つこと4日。 添削が帰ってきました。 やった、100点満点中97点、総合的にはドイツ式1というノーテン(Noten)がもらえました。 これは、日本の通知表的にいうと、5、アメリカの点数式にいうとAにあたります。 うれしいな。 さっそく2巻目のルーム・エネルギーも開始。 これは、いままで読んできた風水関連書籍の実践的な部分の、それもごく一部にあたるので、進み方も早い。一週間で終わりそうです。 添削問題は、一度提出してしまうと、あとからやり直しがきかず、ノーテンもあとあとまで記録に残るので、じっくりやらなければ。 (2005年8月7日) とかいいながら、2巻目のルーム・エネルギーを、1週間というかなり早いペースで終えました。 この巻の内容は、日本から取り寄せた風水関係の書籍でもかなり触れられているものなので、自分的には理解していたつもり。 それで、巻末の添削問題もさらさらーっとやって、送りました。 また、まつことしばし。添削されて帰ってきたものを見ますと。 がーん、悪いお点です。 100点満点中67点。ノーテンは、3。 ええー、ひどいー。 内容をよく見直しますと、問題では、「この家がどこからさっ気を受けるか図の中に記入しなさい」、と書いてあるので、素直なわたしは図の中に矢印だけを引いたのですね。 そしたら、ちゃんとそれに対する説明文も書かなければいけなかったのですって。 それならそうと、最初からちゃんと言ってよ。 もともとドイツの教育内容って、日本みたいに箇条書きで要点を簡潔に述べる、というのの反対で、いかにひとつのことを長々と悠長に説明することができるかを競っている、という特徴があります。 実際に、いま使っている風水のテキストも、重要ポイントを太字にしたりして、視覚的にも少しはわかりやすくしているのですが、いかんせん、説明が流暢過ぎる。 巻末の質問ででてくる内容は、テキストの地の文ではなくて、写真に添えてある説明文の中にあるもので、普通だったらあんまり重要だと思わないところに書いてあるものだったり。 と、愚痴を言っても始まらないわね。 よし、こういうことだと学んだ。 3巻はじっくりといくぞー。 (2005年8月15日) 自分としては比較的じっくりと勉強した、第3巻の添削を投函して、待つことしばし。 今日、戻ってまいりました。 はらはら、どきどき。 封筒を開けてまず、Notenを見ますと・・・。 2! やったー、これで平均点2です。 ドイツの大学入学資格のアビテューアで平均2の場合、これでは医学部へは入れませんが、ほかの科ならなんとか合格でしょう。 いまは4巻に入っております。 内容は、易経について。いやー、高校時代の世界史の勉強、もっと一生懸命やっておけばよかったわ。高校では易経なんてやらないか。むしろ、漢文? (2005年8月30日) |