389337 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

留学はかっこいい?


近年、旅行感覚の新しい留学のカタチも増え、
誰でも気軽に留学できるようになりました。

その分、単に「カナダに行ってきました」
で終わってしまうケースが多いのも事実です。

「留学はスポーツと同じ」
と言った生徒さんがいらっしゃいます。

遊び感覚で楽しむこともできれば、
トレーニング次第で、高度なスキルや高い精神力を
養うこともできる。

また、はたから見ればとても華やかな世界だけど、
その成功と活躍の陰には、日々のたいへんな努力が
隠れている。

・・・まさにその通りです。

調子のよい時もあればスランプに泣くときもあるでしょう。
そういう日々のアップダウンの積み重ねが、
華やかな成功をもたらすんです。


もし、この華やかな部分だけを見て

  「かっこいい」「思いつき」「ヒマつぶし」

で留学したとしたら・・・? 
まず、イメージとのギャップにビックリします。


学校での楽しいレッスン、アクティビティ、
ホストファミリーとの楽しい日々・・・ 

実際には、そんなに簡単なものではありません。

日本の授業のように、ただ出席していれば良い、
という姿勢は通用しません。
レッスンでは、積極的に発言することで
参加しているとみなされます。
我先に話し始めると止まらない、積極的なクラスメイト
とも渡り合っていかなければなりません。
当たり前ですが、宿題もあればテストもあります。

ホストファミリーのちょっとした生活習慣が気になったり、
うまく意思が疎通が図れないという、
小さな悩みもしょっちゅう経験するでしょう。

想像と違う世界に足を踏み入れたとき、
単に思いつきで留学した人は立ち止まります。

「なんだ、ちっとも楽しくないじゃないか・・・」
 
いちどにやる気を失います。
もともと目標がありませんから、学校にも行かなくなります。
何日も家を空け、遊びに走る・・・ 

これでは、どれだけ長く滞在していても
「カナダに居た」というだけで終わってしまいます。

ワーホリでも同じことです。
日本人と住み、日本食レストランで働き、同僚は日本人。
英語を話すのは、タバコを買うときの"Marlboro" だけ、
という笑えない話もあるぐらいです。


© Rakuten Group, Inc.