ねこにまたたび

2013/12/23(月)22:34

全日本フィギュア

TV(195)

この3日間の全日本フィギュア。 TVにかじりついて見入った。男子シングルは、特に一番贔屓の高橋大輔選手のケガの影響がどうなるか・・・。圧巻の羽生選手や町田選手、小塚選手の演技に酔いしれながら。やっぱり目が離せない織田選手いいなぁとか。 そんな中、高橋選手は・・・TVも含め、見守るすべての観客が祈るような気持ちで観ていたと思う。ショートもフリーも、そんな中、今できるせいいっぱいを魅せてくれた。伝わるものはあった。ものすごくあった。けれど、その結果は、誰よりも高橋選手自身が一番悔しいものだった。表彰台にいない高橋選手。滑り終えたあとの表情が、インタビューに答えるその口調が、赤く潤んだ目がすべてを物語っていた。 そして先ほどの日本代表の発表。最後の最後に呼ばれたその名。『高橋大輔』誰よりも大きい、悲鳴のような歓声が聞こえた。私は知らず祈るように組んでいた指を拍手に変えた。泣いちゃったよ。 「嬉しくても泣けるんですね」といったのは、昨日の村上佳菜子選手だった。うん。そうだね・・・私もうれしくて泣いたよ。  けれど、TVに映った日本代表のジャージを着た高橋選手の表情は喜びに溢れたものだった。すでにもう、その視線はソチを見ているのだな。「悔しい」の言葉は今度はいらない。「すべて」を魅せてくれると信じているよ。  代表争いをした小塚選手も、今シーズンの不調を乗り越え、素晴らしい演技を魅せてくれた。同じ愛知県人としてずっと応援していた。だから正直、複雑な心境なのはいなめない。けれど、きっとこの悔しさをバネに、次につなげてくれると信じている。 そして女子シングル。ショートでもフリーでも、皆が本当に素晴らしかった。特にショートでは、失敗があっての順位ではなく、選手たちがベストをつくしての素晴らしい演技の連続で、ときかく見応えがあって大拍手!今夜も、どの選手の演技にも心を込めたストーリーがあって、にこにこしたり、心が震えて泣いてしまったりの連続で。あぁやっぱり私はこのフィギュアが好きだなぁ~と何度思ったことか。 技術だけではない、メンタルが重視されるスポーツの最たるものだと思うフィギュア。その醍醐味を存分に味あわせてもらった3日間。ある意味、オリンピック本番よりも、見てるこちらも緊張したよ(笑)。明日のエキシビションでは、きっとみんな笑顔笑顔だね♪楽しみ楽しみ(*^^*)。 大感動の3日間を、本当にありがとう!     

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