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テーマ:時代劇(8)
カテゴリ:邦画
切腹 1962年(昭和37年)9月16日公開 出演: 仲代達矢, 岩下志麻, 石浜朗, 丹波哲郎, 三國連太郎 監督: 小林正樹 1630年(寛永7年)江戸幕府第三代将軍徳川家光の時代、いわれの無い藩取り潰し、御家断絶の憂き目に合い、 余儀なく浪人となる武士たちが街に溢れていた。 武士たちの中には『生活出来ない以上、武士らしく切腹するので藩のお屋敷の庭先を貸して欲しい』と申し出る者も。 屋敷内で切腹などされると後々面倒なので、表向き武士の覚悟を評価するという名目で褒賞として金品を渡して引き取ってもらう。 そのことを見越して死ぬ気など毛頭無い、体のいいタカリが横行していた。 そんな年のある日、井伊家の江戸屋敷に「切腹の為お庭を拝借したい」と津雲半四郎と名乗る浪人が訪れる。 だが半四郎の狙いは切腹でも金品でもなかった。 白洲で過去が語られるうちに半四郎の目的が復讐であることが明らかになっていく・・・。 主君を守る為に戦さ場で死ぬのが武士の本懐であったが、家柄や体面を重んじるようになった武家社会に、 武士が武士らしく生きられなくなった時代の悲劇。 津雲半四郎演じる仲代達矢と沢潟彦九郎役の丹波哲郎の決闘シーンや、娘婿の残酷な切腹シーンも見応え十分な秀逸な作品。 生き残った戦国武士の最期の鬼気迫る姿に圧倒され、見終わって…脱力。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.10.12 20:00:12
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