正しい戦争？？？？？

今日は久しぶりにテレビ、といってもABC放送のニュースを見ていた。Veteran's Day（退役軍人の日）の特集のようだった。 気がついた？退役軍人の事を「ベテラン」って言うんだよ。 その中で、なんとか症候群ってやつで、戦地から引き揚げてきた退役軍人が、精神的におかされてしまい社旗復帰が出来なくなってしまう、という話をやっていた。これは今後アメリカの社会問題に発展することは必至。 それはまたいつか触れるとして、次のコーナーで若い戦死した米軍兵士の家族にインタビューをちらっと見た。彼の父親は「この戦争は正しい戦争だ」と言った。日本語で聞いていたので、訳が正しいかどうかは解らないが、もの凄い表現だと思った。だいたい「正しい戦争」なんて物が存在していることすら考えたことがなかったからだ。 戦争は、元来正しくないのだ。 しかし、家族や友人が目の前で殺されてゆくことを思えば、みんな武器を構えるだろう。僕だって自宅に侵入者がれば、命がけで家族を護り、相手を倒そうとするだろう。だから、そんな状況を作らないように、全人類ががんばらないとダメなんだ。 戦争でしか解決出来ない問題も確かに有っただろうし、これからも有るだろう。人間がおろかである以上、仕方のないことかもしれない。しかし、だからといって戦争は「正しい」なんてことは、言いたくないな～～～。 ★自分の息子を亡くした親ということで、そう言ったのかな？ 中東が気になる。アフリカが気になる。アジアが気になる。