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テーマ:本のある暮らし(3187)
カテゴリ:日々の読書(その他小説)
先般、群ようこの「ぢぞうはみんな知っている」のことを当ブログに書いたが、単純に面白かったので、また単純に笑おうと本屋で買ってきたのがこれ。
「へその緒スープ」(群ようこ:新潮文庫) 適当に選んで買ってきたのだが、読んでびっくり。期待していた単純に笑える話とは程遠かったのである。 この本は、エッセイではなく短編小説集なのだが、書かれているのは、嫁姑の確執、友人の嫉妬など人間のいやな面に焦点をあてた小説ばかりである。オカルト的でちょっと怖い小説も混じっている。読むと、結構憂鬱な気分になる。 私は、群ようこ初心者なので、彼女がこんな小説も書くことはまったく知らなかった。他の作品も、「ぢぞうはみんな知っている」のような抱腹絶倒モノかと思っていたのだが、今回認識を新たにした。そう言いながらも、読んでしまったのだが。でもやっぱり、こんな話は苦手である。 ともあれ、今後は、もっと中身を良く見て買うことにしよう。 にほんブログ村の本ブログランキングに参加しました。記事の内容がお気に召しましたら、ポチッと押してやってください。 m(. .)m 時事評論、H18.9以降の資格試験・放送大学の話題は別館をご覧ください。 風と雲の郷 別館(gooブログ)はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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