時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

2009/08/09(日)09:57

情報を捨てる技術

日々の読書(ビジネス)(141)

 現代社会は、情報に溢れている。私たちの周りには、様々な情報が氾濫し、うっかりすると情報の洪水に押し流されていきそうな気がする。これらの情報をうまく整理して、役立てている人も多いと思うが、やはり大事なことは、できるだけ、手持ちの情報を厳選するということだろう。そんな折、「情報を捨てる技術」(諏訪邦夫:講談社)と言う本を見つけた。ブルーバックスシリーズの中の一冊である。  ところで、情報を捨てるとは、二通りの意味があるのにお気づきだろうか。一つは、入り口の段階であまり重要性のないものを切り捨てて、その情報にアクセスすることを止めるという意味である。そしてもう一つは、既に手元にある既存の情報であまり重要でないものを捨てていくというものである。本書は、この二つについて述べた後、最後の章で、自分流のパソコンによる情報整理術を紹介している。  私などは、捨てるのが下手なため、どんどん資料が溜まっていって、結局何がどこにあるのかすら分からなくなってしまうことが多い。この本には、「迷ったら捨てる」とか「使えないソフトは捨てる」とか「OSのバージョンアップは捨てる」など、色々なヒントが書かれている。ただし、発行が2000年のため、多少手に入りにくいかもしれない。 ○応援クリックお願いします。      「情報を捨てる技術」(諏訪邦夫:講談社) 風と雲の郷 別館「文理両道」(gooブログ)はこちら

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