2008/05/01(木)13:50
タッチ(実写版)
「南を甲子園につれてって!」
色々忙しかったので、先週の金曜日に、日本テレビ系の「金曜ロードショー」で放映された「タッチ」のレビューを今頃書いている。原作は、あだち充が「週刊少年サンデー」に1981年から1986年にかけて連載していた同名の野球漫画だ。もう20年以上も前のことだが、当時は、岩崎良美の歌うアニメのテーマソングもヒットしていた。現在でも根強い人気があるようであり、この実写版は、長澤まさみ主演で、2005年に東宝系で公開されている。
実は、私は野球にまったく興味が無い。特に高校野球は、あの坊主頭ばかりという体質に大きな違和感を感じてしまう。しかし、長澤まさみが出ると言うことで、つい観てしまった。この私に高校野球がテーマの映画を観させるとは、やっぱり将来の大女優の片鱗が見られる。(どんな基準だ!)
もっとも、漫画や映画に出てくる高校野球には、なぜか坊主頭はほとんどいないので、あまり違和感は感じずに済むのだが。でも、かなり現実から乖離しているので、野球部員役のタレントは全員坊主頭にして、もっとリアリティを追求すべきだとも思ってしまう。
内容は、言うまでもないと思うが、隣同士で幼馴染の女の子(浅倉南)と双子の男の子(上杉達也、和也)の野球をテーマにした青春ラブストーリー。南は達也のことが好きなようで、和也は少し焦り気味。でも和也が交通事故で亡くなり、達也は野球部に入部し、弟に代わって南を甲子園に連れて行こうとする。
ところで、この3人、小さいころから、両家が共同で建てた勉強部屋でいっしょに過ごしていたが、いくら幼馴染と言っても、高校生になっても、男女が、同じ勉強部屋を使っていると言うのはまずいのではないかと思うのだが。
(原作)
・あだち充:「タッチ」
(監督)
・犬童一心
(出演)
・長澤まさみ(浅倉南)
・斉藤祥太(上杉達也)
・斉藤慶太(上杉和也) ほか
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