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風竜胆
コミックスから専門書まで、あらゆる本を読みます。元エネルギー企業の専任部長。現在は、ライター・書評家を標榜する自由人w
時に書評が過激になるのは、長州人の血?
現在「シミルボン」と「本が好き!」でも活動中。
執筆依頼、献本等歓迎します。「風竜胆の書評」右欄のメッセージ機能にてご連絡ください。
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主人公は、サレスティア・ドローラングという男爵令嬢。転生者である。前世では、祖父の残した借金のため超貧乏。家族総出で、やっと借金を返し終わったと思ったら 自動車事故で死んでしまい、気が付いたら乙女ゲームの悪役令嬢として生まれ変わっていた。このままでは親の不祥事で一族郎党処刑のバッドエンドが待っている。
悪役令嬢役が男爵令嬢というのは珍しい。普通は公爵令嬢だったり公爵令嬢などの上級貴族の娘の役割なのだが。まあ、男爵令嬢と言っても、一応は貴族令嬢。今世では贅沢三昧出来ると思いきや、領地に行ってみると、もう荒れ放題の崩壊寸前。いや寸前というよりもう既に崩壊していると言った方がいい。
前領主は立派な人だったようだが、今の領主夫婦(サレスティアの両親)は領地経営にまったく無関心で王都で贅沢することだけしか興味がない。だから領地の現状も知らずに贅沢生活に余念がない。
領主代行として、領地に赴任した(追い出された)サレスティアだが、この現状を見て、バッドエンドどころではない。ここからサレスィアの領地改革が始まる。寝起きの悪い亀の魔物(当人?は言っているが、実は四神のうちの玄武)の手助けもあり、領地は少しづつ復興していく。でも最後にちょっと不穏な動きがあり、どう展開していくのか気になる。またどんな領地改革のアイディアが出るのかも楽しみ。サレスティアも可愛らしい。
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Last updated
April 9, 2025 10:44:35 PM
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