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今朝、全米オープンゴルフが激戦の末、幕を閉じた。 あの深いラフとあの難解なグリーンで戦う選手たちにはその過酷さに同情すら覚えながら観戦していた。全選手たちにご苦労様と言いたい。 という訳で優勝スコアはイーブンパーと、戦前の大方の予想どおりのものとなった。 ゴルフのメジャートーナメントは素晴らしい大会なのでそこで戦うすべてのプレーヤーを分け隔てなく応援し、そして尊敬して已まない。 しかしながらこの度の現場の一部のギャラリーは必ずしもそうではなかった。 トーナメント三日目のこと、 ビッグ5に入る名プレーヤーの一人の選手がスコアを伸ばすたびにいたるところからブーイングが・・・。 自国選手への応援の裏返しであると思われるが、紳士のスポーツ『ゴルフ』の大会において、 しかもメジャーという偉大なる場所でそういうことがあったことはゴルフを敬愛する者とて残念でならなかった。 他のスポーツでのブーイングという存在は試合を盛り上げたり、より試合を楽しむためにすっかり認知されたものとして定着しているが、 ゴルフトーナメントでのそれはその場をしらけさせる以外のなにものでもないのである。 『オーガスタナショナルのパトロン(ギャラリー)は世界一優秀である』とよく言われる。 マスターズトーナメントのビデオを何度繰り返し見ても心地良く思えるのはそういったパトロンの素晴らしさも少なからず影響しているのではないかと思う。 今大会も内容的には新たなるヒーローが生まれるなどとても感動的なものであった。 しかしながら真に歴史に残る大会にするには選手を見守るギャラリーの協力も欠かせないのでは・・・と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.06.20 19:51:14
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