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新年を向かえてからしばらくしてのこの数日間、次回詩集を見据えた作品をワープロにてプリントアウトして何度も読み返してはいろいろと修正を加えていた日々を送っていた。 自分で言うのもおこがましいけれど存在感のある作品が幾つもあって一読者として新鮮な感動を覚えてしまった。 本としてまとめて仮に書店のベストセラー本と一緒に並べたとしても違和感なく存在しえるであろうとそのような思いなども巡らせながら・・・。 振り返ってみると1988年の処女詩集から1998年の第五詩集まではそこそこ定期的に作品集を作ってきたが前作から現在までの約9年間は作品こそ作ってきていたが詩集としては発表していないでいた。 理由は「次回詩集を待っているよ・・・」というたぐいの声がどこからも聞こえてこなかったから。 (僕のファンはシャイな人ばかりで気持ちを伝えることが恥ずかしく、そのために僕の元へ声が届かないでいたのかも・・・) 以前は地元FM局のラジオ越しに次回作を期待している声が聞こえているように感じられてその頃はそのような声に応えるべく意欲的に作品作りをしていたように思う。 当時はそのラジオ局にて僕や僕の作品を一般リスナーの枠を超えるようなスペシャルな扱いをしてもらいほとんどプロ作家気分で日々を過ごさせてもらっていた。 ラジオから発信されたそれらの作品が大手出版社の耳に届くのも時間の問題であろうとも思っていたがそうはならなかったけれど・・・。 波は絶え間なく繰り返す。僕はサーフボードに頬杖ついてブレイクという名のビッグウェーブを待ち続けるサーファーというところであろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.12 02:51:46
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