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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8524)
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防波堤で終わった道があった 「これから僕ら何処へ行くのだろう」 と 僕は言った 彼女は少し考えて水平線を指差した 青い海 青い空 水平線の位置に自信が持てないでいた僕は 彼女に訊ねてみようと振り返ってみた 青い海 青い空 正確に水平線の位置をとらえているかのような彼女の瞳には そんな青がただ純粋に映っていた
「愛してる」と彼女 波の音でさえかき消せそうな小さなささやき 僕は彼女が指差した水平線をもう一度 今度はもっと注意深く眺めてみた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.28 22:32:31
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