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カテゴリ:ちょっと思うこと
新聞紙上やWebでも発表された「毒を入れたと言う犯人の逮捕」だが、とりあえず毒物が中国国内ですでに入っていたと言うことも証明され、日本の調査や主張が正しく、中国内での馬鹿げた日本への批判などが正しくないものだと言うことが裏づけられたことは、日本人としては良かったと思う。
しかしながら、こういうニュースが中国で一面の記事にならないで、小さく報道された・・・と言うことは、やはり・・・・??まだまだ・・・と感じることにもなる。 ただ、この時期に「犯人逮捕」を発表する意味は何か?と考えてしまうのは、致し方ないだろう・・・。 中国の当局がすでに明らかになっていた事実を、国内事情もあって隠していて、オリンピックが終わり、万博を控えて何らかの政策的意図があっての、この時期のこの発表なのだと思われるが、こうした事件も真実をいち早く解明し、正しく公平な国際関係を優先するのではなく、国内の事情や政治的判断によって扱われ、こうして外交カードとして使う国であり、そういう人が国家の中枢にいると言うことを忘れてはいけない・・・・。 決して中国だけのことではないが、誠実な人間のする手法ではないと感じるのだ。 日本で最初に起きた福島県での毒入りギョーザ事件のギョ-ザの製造年月日は2007年6月であり、今回の中国の発表では、逮捕された容疑者が事件に使った注射器やメタミドホスを入手したのは、「2007年7、8月」で、同年10月1日、初めて冷凍庫でギョーザにメタミドホスを注入した。と言うことなので明らかな矛盾が起きているわけだ。 してみれば、この発表された事件の結末も、当局によって作られた事件終結のためのずさんなストーリーではないか?或いは、わざと矛盾した結論を持ち出すことで、これは、親密外交を展開しようと言う政府の意思と判断であるということをアピールする手段なのか?・・・・そう思えてくるのは、私だけの感覚ではあるまい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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