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カテゴリ:社会
発表に内容に拠れば、炉心爆発ではないということで、とりあえず最悪の事態には至っていないようだ・・・・。
発表が事実であれば、一安心である。 原子炉の建屋が水素爆発で吹き飛んだという解釈だ。 まあ、そういうことで良かったが、発表が遅すぎていらぬ心配をすることになってしまった。 今後の推移を注意深く見守りたい。 それと、発表の中で、津波の水位の影響で自家発電装置が壊れたかのような表現があった。 それが事実であったとしても、やはり危機管理が不十分であったといわざるを得ない。 それは、津波によって影響の出る場所に自家発発電装置やその関連設備を設置していたということが問題だ。事実、津波で原子炉は壊れてはいないからだ。 緊急の場合炉心を冷やすシステムは原子炉と同格の扱いで完全に動く安全な設置条件が必須だからだ、そこに気づいていなかったということが今回の人的な過ちである。 何処に自家発電システムを設置すべきかという判断の失敗で、高い代償を払わされることになったのです。 海岸線に作られた原子力発電所にしては津波の影響を甘く見積もってしまったということに見えるが、そうではない。緊急時に絶対必要な自家発電システムは原子炉と同列の安全確実な保護を行う必要があったことを、見落としたのだ。 追記 私は技術者のはしくれとして、今回の原子力発電所に起きたことは、技術者の敗北と感じている・・・。 残念ながらテクノロジーが敗北したのではなく、原子力発電所を設計した技術者の想像力が足りなかったと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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