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2011.11.29
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カテゴリ:人類
昨日の日記にネアンデルタール人は我々の祖先の現生人類との交配により起きた遺伝子汚染のために絶滅したという、アリゾナ州立大学人類進化・社会変化学部の研究成果について書いたが、その前提となる事柄に圧倒的にホモ・サピエンス・サピエンスのほうが人口が多く、ネアンデルタール人は数が少なかったと言うことが挙げられているのだ。

だが、ホモ・サピエンス・サピエンスよりもはるかに早くユーラシア大陸に進出していたネアンデルタレンシスの人口が何故少ないままであったのかと言う疑問に誰か答えてくれないだろうかと思う。

遺伝子汚染によって失われる種は個体数で劣るほうであり、ホモ・サピエンス・サピエンスの個体数が圧倒的に多かったとされる理由は何なのか?

よく似たホモ・サピエンス同士のサピエンスとネアンデルタレンシスにどんな差があって人口の差に繋がっていたのかを考えてみたい。

すでに滅びてしまったネアンデルタール人を研究することは発掘された骨と遺跡に残る発掘された道具などからしか研究できないから、その原因を特定するのは困難を極めるだろうし、推測の域を出るものでもないだろう・・・・・。

しかしながら、よく似た二つの人種が、一方は人口が増えやすく、一方は増えにくいと言うことにはかなり大きな違いがあったと考えねばならないと思うが、それは何の違いであったのか興味は深まるばかりである。

そこで・・・ど素人の私はチンパンジーとボノボと言うよく似た類人猿やゴリラの性行動などを調べることで何らかのヒントを得たいと考え、少し調べてみると幾つかの興味深いことが解ってきた。

チンパンジーの雌は排卵期だけに発情し、その周期は一月に一回で約一週間しかなく、その間だけ雄と交尾するのだが、一度妊娠、出産すると、生まれた子供が離乳するまでの約6年間は発情しなくなってしまうと言うのである。

それに対しボノボはチンパンジーと極近縁だがその性行動は異なっていて、雌が排卵期に発情することはチンパンジーと同様なのだが、ボノボは「偽発情」という現象を有するところが全く違っているというのです。
ボノボの雌の性器の外部の表面が膨らんで雄には交尾が可能と判るのだが、排卵期以外でも子育て中でもそうした変化が起きる為に、雄との交尾の機会がチンパンジーに比べると圧倒的に多いのだそうだ。

ここで仮説を立ててみるが、もしかしたらネアンデルタール人もチンパンジーと同じように一度妊娠し出産すると子育てが一段落するまで次の子供を妊娠する可能性が非常に低いといった生態を持っていたのではないだろうか?もしそうだとしたら、サピエンスは1年~2年周期で子を設けることが出来るが、ネアンデルタール人は6~10年に一度しか子を作れないことになるかも知れないから、人口の増加率はサピエンスに比べ著しく損なわれるかもしれないのだ。

一方遺跡や遺骨の研究から、ネアンデルタール人は女も子供も狩に参加したらしいと言われている・・・もしそれが事実であれば、多くの場合彼らの主たるターゲットであったマンモス狩りは肉体的に危険を伴うだろうから、それに参加する女や子供の死亡率は、男だけで狩をしたと言われるサピエンスに比べると非常に高いものになっていただろうと考えられる。

そして「子供が自立するまで次の妊娠をしなかったのではないか」とする私の仮説が正しいなら、一夫一婦制も成立しなくなる可能性が高くなるのではないだろうか?つまり、いつでもSEXをしたい雄の要求に応えられなければ、雄は一人の雌を保護しなくなるだろうと想像されるのだ・・・。雄は持ち前の能動的性本能のためにしだいに他の雌に興味が移って行くと考えられるが、我々サピエンスの末裔でも数年の間SEX行為を拒まれ続ければ、他の女性を求めて出て行ってしまうだろう、その結果として女も子供も狩りに出るしかなくなると言う必然性が生じたかもしれない・・・・。だとすれば発掘された子女にも狩で傷ついたらしい痕跡が多く残る結果になったのも、つじつまが合ってくるではないか?

チンパンジー型の社会では発情する雌の数が相対的に少なく雄は交尾可能な雌をめぐって雄同士の争いが多発する緊張社会だと言いますが、ボノボの社会は雌がいつでも交尾できるサピエンス型の社会に近いため非常に落ち着いた平和な社会だと言われているのです。

もし私の仮説が正しいとするなら、ネアンデルタール人の男は一人の女性を妊娠させた後、別の妊娠可能な女性を求めて彷徨い、そこで他の男と女性をめぐる争いを頻繁に起こしてしまうことになったと想像できるから、その面でも人口を減らす原因となる生死を賭けた争いをしていたかもしれないのです。

さらにもう一つ、ネアンデルタール人の頭蓋骨は我々ホモ・サピエンスよりも大きいのである・・・このことは我々サピエンスよりも多少難産である可能性があるとは言えないだろうか?頭蓋骨に対して骨盤の穴の大きさが充分大きければそれは言えないが、サピエンスと同じ様な大きさであれば此処でもネアンデルタール人の人口が増えにくい原因を作ったかもしれない・・・・。


ド素人の貧弱な知識による仮説ですので・・・・・悪しからず・・・・笑。






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最終更新日  2011.12.02 14:34:09
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