2013/11/19(火)22:07
入笠山と雨畑川上流へドライブ
↑の画像は杖突峠のレストハウスの2階のテラスから撮った画像です。
11月17日に入笠山の山頂付近まで車で登ろうと富士見町側から走ったが、標高1400m付近だったろうか、途中の登山道入り口の駐車場とトイレの有るところで積雪の為通行止めの案内表示板があり、富士見町側からは諦めて、杖突峠側の千代田湖の方から再挑戦したのだが、山頂に近づいた付近から積雪後の路面凍結がひどくガードレールのない林道はかなり危険があり、残念ながら引き返すことにした・・・。
入笠山には富士見パノラマリゾートのスキーリフトでも上がれるのだが、この日はすでにグリーンシーズンの営業が終わっていて、後はスキーシーズンでの営業が始まるまでリフトは使えない状態だったのです・・・。
それにしてもあと1km~2kmほど走れば頂上下の入笠小屋やマナスル山荘に着くところまで行ったのに残念でした。(車を降りて歩くと言う選択肢もあったのですが、その日は南アルプスの雨畑渓谷へも行く計画にしていたので、断念して降りてきました。)
↓の画像は雨畑ダムから少し登ったところに有る「見神の滝」と言う滝で落差はおよそ40mあります。
雨畑ダムの少し上流では大規模な洪水によって急峻な沢筋では大きな崩落が見られ、大量の土石が谷を埋めるように流れ、異様な雰囲気に包まれていた。
↓雨畑ダムから少し登ったあたりの異様な谷の風景
一見して見慣れた日本の多くの渓流との違いが解ります。谷の底に広がる石の川原に違和感が有るのですが・・・如何ですか?広い川原が新しい土石で埋まっているのです。谷の斜面と川原の接合部が馴染んでいない感じだけでなく、川原の石の間から植物が全く生えていないので異様な雰囲気なのです。この後の2枚の画像と比べて見るとその違いは一目瞭然です。
↓の2枚の画像は雨畑渓谷のさらに上流部の様子です
2011年の台風による水害の影響を大きく受けた雨畑川だが、雨畑ダムから10km以上上流まで来るとその影響は少ないようだ。
雨畑川は2011年の大水害で大量の土石が谷に流れ込み川の様相が一変したが、復旧作業も進んで雨畑林道も山伏峠付近の損壊部分が修復されれば再び走行が可能になるだろう
残念ながら雨畑林道は現在(2013.11.16)ではここまでしか一般車両は行くことが許されない。
早く復旧して井川ダム方面へ抜けられると良いのだが・・・、山岳路を愛する私にとっては是非修復が叶ったときには又訪れたいと思うのだが、秋になれば再び台風がやってきて大雨を降らすのだろうか・・・・・?
おそらく地球温暖化は年毎に大きな台風を発生させ、日本中の河川は大なり小なりこの雨畑川のような変貌を遂げることになるのではないだろうか?
大雨が降り・・・・美しかった渓流は無残に破壊され土石に埋もれた谷が出来るのだろうか・・・・。
美しい日本を作り上げてきた温暖で安定した気候はすでに変わってしまった!と言うことなのだろうか・・・・・。