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カテゴリ:ちょっと思うこと
相も変わらず、TVのニュースでは高齢者の起こす事故が取り上げられて、週に一度は高齢者の事故についての報道があるように感じる。
以前にも私は本当に高齢者の事故率は高いのかどうか調べたことがあったが、今日もう一度、私の年齢ではどうであるか?統計的な調査を行ってみた。 上の表は年齢別の事故件数(第一当事者=事故の原因を作った側の数)です 下の表は4年前のものだが、年齢別の運転免許保有数の実態です。 この表の双方を見ると解るのだが、働き盛りの40歳~49歳が起こす事故は我々の世代60歳~69歳付近の起こす事故数よりも若干多い。 しかし免許の保有者数も40歳~49歳付近の年齢層の方が多いため、その割合に見合った係数で処理しないと正確さは無いことになるから、その運転人口を計算すると40歳代の方が1.2倍ほど多いので、事故件数は60歳代の事故件数に1.2倍を掛け算しなくてはならない。 それを計算すると60歳代の事故数は表では60000件だが1.2倍して72000件と考えれば公平になる。 従って40歳代の起こす事故数はグラフの値そのままで78000件となる。 そういう数値から導かれる答えは、「壮年期のドライバーよりも私の年齢付近(60歳代)のドライバーの方が事故を起こしにくい。」という事になる。 この運転者の年齢と加害事故の発生率をもう少し明確にした統計を探してみようと思っているが、私の最大の関心事である私の年齢付近のドライバーの起こす事故は40歳代のドライバーよりもやや低いという事は解った。 今後は70歳代から80歳代にかけてどのように推移して行くかも良く調べ、年齢とともに起こしがちな事故について知見を広げ、自身の事故防止にも繋げて行こうと思っている。 それにしてもTVのニュースが年齢と事故率などの正確な情報を開示せず、高齢者と言う言葉でひとくくりにしてしまい、リタイヤした世代の事故が多いかのように印象付けるのは何故なのだろう・・・・。 確かに踏み間違い事故は75歳以上では明らかな増加傾向であることに疑いはないが、それでも18歳や20歳代の若者の起こす事故率よりは低いのだが・・・。 マスコミが偏向した情報をまき散らし、人々に誤った認識を広めるとしたら世論の誘導という事になってしまい、それは非常に大きな問題だと思うがいかがだろう? おかしい・・・・なぜそんなことをマスコミはしたいのだろう・・・・何が狙いなのだろう?高齢者に恨みがあるとしか思えない様な状況ではないだろうか?。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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