銀河はるかに

2019/07/16(火)13:02

疑問と、新たな知見

ちょっと思うこと(163)

疑問が一つ・・・。(https://news.nifty.com/article/domestic/society/12144-339072/) 石垣島にあるラーメン店が、日本人客の入店を拒否したとSNSなどで明かし物議に。 日本人観光客のマナーが年々悪化し、営業しづらくなるとして、7月から実施したそう 。 しかし今度は逆に客が来なくなったため10月から通常営業を再開、会員制も検討するそう この店の店長(42)は7月13日、J-CASTニュースの取材に応じ、日本人客お断りの貼り紙を出した理由を説明した。 勝手に飲食物持ち込み、アルバイト怒鳴りつけ...。 それによると、カウンターに8席しかない店に客が増えてきたため、「一人一杯、麺類の注文をお願いします」「乳児・幼児お断り」の貼り紙を出している。 しかし、これを伝えても、2人で1杯しか注文しなかったり、飲食物を勝手に持ち込んで注意するとキレたりするマナーの悪い客も目立つようになった。乳幼児連れで入店しようとして、「赤ちゃんにも1杯食わせるのか!」などとアルバイトに怒鳴りつけた夫婦もいたという。 私も随分これまで外食をしたし、ラーメン屋さんにお世話になってきましたが、カウンター席しかないようなラーメン店で2人で1杯しか注文しないと言う日本人を見たことが無いのです。 そして、飲食物を勝手に持ち込んで注意するとキレたりするマナーの悪い客に至っては、どんな飲食店でも飲食物を持ち込んで食べたりする日本人も見たことがありませんし、したがってそれを注意されて切れて怒鳴ったりする日本人も私の長い人生でも経験がありません。 そのことから、この店に来る客は沖縄の人なのか、本土などからの観光者なのか、はたまた日本人と見分けがつきにくい韓国人か中国人ではなかったのか?などの疑問が生じました。 私には全く経験のない、日本人の所業としてはおよそ考えにくいのですが、皆さまはそういう経験が一度でもありますでしょうか?私がたまたま運が良かっただけでしょうか?ぜひコメントでそういう経験がある方は書き込んでいただければと存じます。 もう一つ、私が最近知ったこと アイヌと言う種族のルーツは北方ロシアのアムール川河口流域付近やカムチャツカに居た複数の先住民の何れかの子孫であり、日本の鎌倉時代頃に北海道に渡来し、トリカブトの毒を用いた弓を使って北海道に元々居た先住民と戦い或いは同化して北海道全域を支配するようになっていったという事です・・・・。 Wikipedia 天野哲也北海道大学教授(考古学)のコメントとして 「アイヌは縄文人の単純な子孫ではなく、複雑な過程を経て誕生したことが明らかになった」とあり。増田隆一北大准教授は「オホーツク人と、同時代の続縄文人ないし擦文人が通婚関係にあり、オホーツク人の遺伝子がそこからアイヌ民族に受け継がれたのでは」と推測した[18][19]。この北大研究グループは、アイヌ民族の成り立ちに続縄文人・擦文人と、オホーツク人の両者がかかわったと考えられる・・・・という事です。 つまり、北海道に居たはずの本来の縄文人は鎌倉時代以降には徐々にロシアからの渡来した種族との通婚によりアイヌと呼ばれる民族として認識されるようになったという事で、日本の歴史としてはかなり新しい時代に起きた外来民族による日本の国土への侵入の結果であると言えると思います。 私はアイヌ人は日本人の祖先の縄文人そのものだと勘違いしていました。 恐らく日本の縄文人の痕跡はアイヌと呼ばれる種族の中に大和人より多くの遺伝子を残しているものの、1万年以上続いた縄文時代に北海道や本州に居たとされる縄文人のうち、北海道に住んでいた縄文人は、ロシアからの渡来系の人々との通婚により遺伝子的には本州人や琉球人よりも縄文人の遺伝子を多く持ってはいるが、すでにアイヌ人と呼ばれる文化圏になった北海道のアイヌ人は縄文人直結の先住民ではなくなっていたという事になる。と認識を新たにすることになりました。 現在、本州に多く残っている大和人の中の縄文人の遺伝子は、アイヌから伝わったものではなく、アイヌと通婚が始まる以前の縄文人が弥生人と本州での通婚で生まれてきた種族であると認識すべきという事になります。 北海道に渡ってきた種族は、アムール川の河口付近に先住していた種族にとっては害のある種族であったらしく、モンゴル帝国に対し、その害のある種族の討伐を願い出ていたという記録もあって、恐らくそうしたことでモンゴルの討伐で逃げのがれた先が、当時のサハリンや北海道であったと考えれば、辻褄は合うと思えました。 定説として確実であるとは言えないようですので、今後のさらなる研究の結果に注目して行こうと思っています。

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