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のんき熊

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2018/01/14
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日本列島は10日から、今期一番の寒気が流れ込み、北海道から九州まで大雪と寒さに見舞われました。 列島各地で道路や鉄道網が寸断され、交通、物流に大きな影響が出ました。
 中でも、11日にJR信越本線東光寺駅-帯織駅で発生した列車の立ち往生では、4両編成の普通列車に430名の乗客を乗せたまま、15時間近く現場で停車。ほとんどの乗客が車両の外へ出ることもできず、一晩車内で過ごし、翌12日朝にようやく列車が動き出したということです。
 この事故については、さまざまな報道や意見が出されています。また、JR東日本は記者会見を開いて対応を謝罪しました。

 15時間ぶりに列車動きだす
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180112/k10011286221000.html​
 JRの対応が後手に回る
https://mainichi.jp/articles/20180113/k00/00m/040/115000c
 乗客を降ろさなかった理由
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/niigata-jr?utm_term=.ivMwPn7mE#.xwyOd9G13
 JRは謝罪
http://www.sankei.com/affairs/news/180114/afr1801140004-n1.html
 官邸も問題視
http://news.livedoor.com/article/detail/14149407/
 当該列車の乗務員は孤軍奮闘
http://news.livedoor.com/article/detail/14148959/

 まず、私、数日前にこの区間の普通列車に乗車していました。夜間だったので詳細は分かりませんでしたが、雪は少なかったと思います。到着した新潟駅周辺には、道路上の積雪はほとんどありませんでした。わずか数日で状況が一変する。自然の猛威に改めて驚きました。
 その上で、今回のJR東日本の対応について考えてみます。

 当該区間は、定期的な線路の除雪を行っておらず、通年では比較的雪の少ない区間だったと思われます。(新潟県は雪国のイメージですが、積雪量は地域によって大きな違いがあります。)そこに大雪、しかも相当湿った重い雪が降ったことで、列車を出発させる判断、列車に装備されている排雪器(スノウプラウ)だけで運行できるかの判断、手作業による除雪で間に合うかの判断、除雪車両を現地に向かわせる判断、そして除雪車両が到着できるまでの見通し、いずれも目論見から外れてしまったと考えられます。
 次に、列車に乗客を閉じ込めたことについてですが、当該区間の映像を見る限りでは、付近に自動車が入れる取り付け道路も無く、線路伝いに乗客を歩かせるのが危険という判断ならば、照明も暖房もある車内で過ごしてもらうのは、間違っているとまでは言い難いと思います。

 自然相手で、やむを得なかった部分もあると思います。一方で、15時間、しかも立客が乗客の半数近くを占めていた中で、乗客最優先の対応ができなかったのか。報道でも指摘されていますが、不安になった家族の送迎車が各駅に集まった段階で、運転再開よりも乗客の安全を考えた避難路の確保(乗客が歩ける道の確保)に、方針を切り替えるべきではなかったか。その場面で、地元市や県に応援要請ができなかったのか。要請を受けた以上、自治体もそれなりに努力するはずです。一部報道では、県が自衛隊派遣を検討しなかったことに批判的ですが、自治体の災害支援はどうしても「要請」が基本にあり、JRから県に要請があれば、県から自衛隊への応援要請につなげることもできたかもしれません。

 JR東日本は、東日本大震災の際、運行停止した首都圏の各駅で、乗客を全員駅から締め出し、大きな批判を浴びました。自分たちが大量輸送機関であるという意識の中で、個々の顧客を大切にする視点が欠けていなかったか。恐らくそこが、最大の課題ではないかと思います。当該列車の乗務員の方は、現場での判断(東光寺駅の発車について)検証の必要はありますが、職務とはいえ、必死で対応されたことには敬意を表したいと思います。
 
 本日(14日)、寒波は抜けて降雪は少なくなってきています。交通関係は、まだ混乱が残っているようです。道路が不通になり、孤立集落も出ていると聞いています。これから各地で、本格的な除雪作業になるのでしょうか。くれぐれもご安全に。






Last updated  2018/01/14 10:50:36 PM


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